私が選ぶ!2016年音楽総まとめ! No.08

 

Creation!! Creation!!

 

 

MUSIC VIDEO / 岡崎体育

 

 


岡崎体育 「MUSIC VIDEO」Music Video

 

メジャーデビューアルバム『BASIN TECHNO』から、音楽界隈を賑わせた1曲をご紹介!

 

タイトル通り『MV』について歌った曲だが、とにかく1度上の動画を見て欲しい。騙されたと思って見てください!!

 

面白いでしょ!笑えるよね!私もわかりすぎて笑ってしまった。

各場面、思い当たるMVがあるはずだ。

例えば私が思い浮かんだのだと…

「女の子を踊らせる」=フレデリック『オドループ』、

「2分割…」=ゲスの極み乙女。『猟奇的なキスを私にして』、

「何かを拾って振り返る」=Mr.Children『くるみ』、

最後のカメラ回し=[Alexandros]のおまけ映像 etc…

 

サビも1度聴いたら頭に残るし、つい何度も見てしまう、ユーモアに溢れたMVだ。

 

この曲の面白いところは、これ程までに『MV』をネタにしておきながらも、この曲もまた『MV』の力を使って面白さを最大限に引き出しているところだと言える。まさしく「音楽と映像」が「ドンピシャのタイミングでパンッ!」だ。

 

にしても、こんな曲とMV作られちゃったら他の監督さん今後作りにくそうだな…。

 

 

 

 

 

岡崎体育は京都の宇治市の方なのですが、そのご近所さんらしいこの方!新境地!

 

 

琥珀色の街、上海蟹の朝 / くるり

 

 


くるり - 琥珀色の街、上海蟹の朝 / Quruli - Amber Colored City, The Morning of The Shanghai Crab (English ver.)

 

今年20周年を迎え、『くるりの20回転』というベストアルバムをリリースしたくるり

実にいろんな曲が収録されてます。『ばらの花』『東京』『ワンダーフォーゲル』…。

進化し拡大してきたバンドの姿が詰め込まれている。

 

今年発表された『琥珀色の街、上海蟹の朝』はラップを取り込み、シティーポップ感も前面に押し出している。曲の「間」が気持ちよい。ドラム、ベースの上に、乗っかり転がるようなキーボードの音色。休符すら生き生きと感じられる。

曲中には街の喧騒や琥珀らしいキラキラした音も散りばめられている。

1曲を通して、基本的に岸田さんの声の上にユニゾンで女性の声が乗っているのもまた心地よい。

「洗練」という言葉がぴったりくるような、すっきりとしたクールな曲。

1度聴いたらやみつきになる。いつかの『音楽の窓』でもこの曲が良いと言っている人がかなり多かったので、きっと誰が聴いても虜になるはずだ!

 

 

私が選ぶ!2016年音楽総まとめ! No.07

 

エーキューライセンス / NICO Touches the Walls

 

 


NICO Touches the Walls 『エーキューライセンス』(ショート ver.)

 

新アルバム、『勇気も愛もないなんて』をリリース…

にとどまらず、『ストラト』、『マシ・マシ』とシングルも立て続けに発表したNICO

昨年末の古村さんの怪我を乗り越え、日本武道館大阪城ホールでのスペシャルライブ「渦と渦」、

さらには新アルバムを引っさげた全国ツアーも敢行し、各地のフェスにも出演するという、かなり活動的な1年間だったように思う。

『エーキューライセンス』は『勇気も愛もないなんて』に収録されていて、東の渦公演で初披露された曲。ドライブにぴったりな爽快感のあるロックだという印象が強いが、この曲の良さはそれだけではない。

『勇気も愛もないなんて』には進化したNICOが詰まっていて、今までとはまた違う一面を見せてくれる。その大きな違いがコーラスだ。最近のNICOはコーラスが格段に素晴らしい。アルバム内の『フィロローグ』などではその良さが余すところなく発揮されているし、『ストラト』などアルバム以降の曲やライブにも如実に反映されている。

『エーキューライセンス』は出だしやサビの歌い出しのところに綺麗なハモりが表れている。爽やかな曲なので、聴かせるコーラスというわけではないが、1番大事なサビの入りのメロディを聴き手に印象づける大きな役割を担っているように思う。

『勇気も愛もないなんて』は彼らの幅の広さがうかがえる1枚なので、私は全力で推したい!また、ツアーファイナルの公演は過去最高と言っても過言でないライブだったので、これからの活動にもますます期待できそう!

 

 

 

ちょっとマイナーかも…でもすごく良いので是非聴いてみてください!!

 

 

水泡 / Ivy to Fraudulent Game

 

 


Ivy to Fraudulent Game "水泡" (Official Music Video)

 

群馬県出身の4人組バンド。4月に『行間にて』というミニアルバムを発売した。

なんとも不思議な音楽かもしれない。

所謂純粋な『ロック』というわけではなく、オルタナなど様々なジャンルの音楽が複合しているように聴こえます。(解説見るとシューゲイザーとも書いてありますね)

ちょっと大人っぽいというか、落ち着いているというか、おしゃれな曲。

曲の中で使われている音も、機械的だったり丸みのある音だったり、歌声の加工もあり。

楽器陣もえげつない演奏をしているように聴こえる。

こんなに様々な要素が絡み合い、1つの曲として成立しているのは不思議だが、違和感がない。巧みな作曲センスと演奏力を持ったバンドだと言えそうだ!

この不思議でミステリアスな曲に、ボーカル寺口さんの綺麗で透明感のある優しい声が馴染んでいて心地よい。

鬱々としているが美しさを感じる歌詞の中には「行間」という言葉も散りばめられている。

美しく儚い世界観を投影した1曲だ!

 

 

私が選ぶ!2016年音楽総まとめ! No.06

 

去年から今年にかけて、本当に成長したロックバンドです。

 

 

Survivor / BLUE ENCOUNT

 

 


BLUE ENCOUNT 『Survivor』(『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』オープニングテーマ)

 

 

2015年末のCOUNTDOWN JAPANで、NICOの代わりに最も大きなEARTH Stageに立ったブルエン。それから約1年。

Mステへの初出演、そして武道館公演を終え、いまや若手ロックバンド界を牽引する存在であると言っても過言ではないバンドにまでなった。

この『Survivor』は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のOPテーマとなった、とにかく熱くかっこいいロック!

ロッキンで彼らを観たときもその盛り上がりようは圧巻だった!

今最も(温度的な意味で)熱く、まっすぐなバンドであるブルエンは、いつだって聴く人の味方で、背中を押してくれる、そんなバンドだ。田邊さんの号泣メガネキャラも愛おしい。

来年に発売される新アルバムにも期待が高まる!次はどんな音楽を届けてくれるのだろうか?

 

 

 

ちょっとマイナーかもしれないが、聴いてもらいたい1曲!

 

 

いぎありわっしょい / 最終少女ひかさ

 

 


最終少女ひかさ "いぎありわっしょい" (Official Music Video)

 

曲自体は今年のものではないが、JAPAN'S NEXT 2016に収録されていたので紹介。

札幌の5人組ロックバンド。

私個人的にはジャパネクの収録曲の中で1番インパクトがあり、面白いと思った。

ライブで間違いなく盛り上がりそう。

歌、というか、音楽に言葉を詰め込んでくるという表現の方が相応しい、とても自由な「音楽」だ。

歌詞がこれまた、現代の生活を皮肉るような、それでいて言葉の運び方が巧みで、刺さりながらも面白いと思ってしまう。

「バンドとかけましてTVと解く その心は

朝から晩までうだうだやってる それじゃあダメだと誰かが言ってる」

という歌詞は本当に、ただ単に上手いなと。

曲中のキーボードはとても独特でよく目立つが、このキーボードが攻撃的な曲になんとなくポップさを与えて聴きやすくしているような気がする。

盛り上がる中に程よく毒とユーモアを混ぜた1曲。

 

 

 

私が選ぶ!2016年音楽総まとめ! No.05

約1か月ぶりに帰ってきました〜〜!!

これからもう少し頻繁に更新できるはず!!

 

 

さて今回も行ってみましょう!

1曲目!

 

 

昨日タワレコ行ったら新譜がすごく売れててビックリしました!!嬉しい!!

 

 

溶けた体温、蕩けた魔法 / sumika

 

 


sumika / 溶けた体温、蕩けた魔法【Music Video】

 

本日、『SALLY e.p』をリリースしたsumika。

今回は今年の5月に発売されたアルバム、『アンサーパレード』から1曲選んでみました!

ピアノの優しさが沁みる、とにかくあたたかい曲。冬に聴きたくなる。不器用ながらも近い関係にいる2人を描いた、ほんわかとした気分になる曲です。

ボーカル片岡さんの体調不良でしばらく全員での活動ができなかったsumika。

シングル『Lovers/「伝言歌」』の発表から『アンサーパレード』、『SALLY e.p』と次々に作品を発表する1年だった。

『Lovers』はJAPAN'S NEXT 2016にも収録され、今後ますます音楽ファンに注目されるバンドとなりそう。

私は友達から勧められました。赤坂BLITZのライブもとても良かった。本当に優しくてあたたかくて、素敵なライブでした!

 

 

 

 

2016年も快進撃を続けたこのバンドから!

 

ダイバー / KANA-BOON

 

 


KANA-BOON 『ダイバー』

 

今年発売『Origin』に収録。『BORUTO』という劇場版NARUTOの続編の主題歌。

『Origin』には『なんでもねだり』や『ランアンドラン』、『talking』といった知名度の高い曲も入っています。私はこの曲が一番好き。

ちょっと落ち着いたロックというか。前作『TIME』で言えば『生きてゆく』みたいなポジション。

元気なロックが似合うKANA-BOONだけど、こういう大人っぽい、メッセージの詰まった曲もできるんです。

最後の『欲しがったものだった』の鮪さんの声がとても良いですし、アウトロのタッピングも派手すぎず、曲にぴったり合っている。どこか切ないような隠れ名曲。

ロッキンで聴けたのは嬉しかったな。フェスだから盛り上がる曲で畳み掛けてくるのかと思っていたら、こういう曲もしっかり見せてくれたので、KANA-BOONって勢いだけじゃないなと改めて思いました。

 

 

 

もう1つ行きます!KANA-BOONを紹介したならこっちも紹介したかった!!

 

Maybe  /Brian the Sun

 

 


Brian the Sun 『Maybe』Music Video(前編)

 

 


Brian the Sun 『Maybe』Music Video(後編)

 

 

(MVが前後編に分かれています。)

この曲はアニメ『甘々と稲妻』のEDテーマ!

来年1月にアルバム『パトスとエートス』をリリースするBrian the Sun

実はKANA-BOONと同郷で友人!

私はこのMVを偶然スペースシャワーで見て、一気に引き込まれた。ストーリーもののMVに弱いので…切なくて切なくて。是非最後までご覧あれ!

曲自体は複雑ではなく、とても耳になじみやすいものだと思う。

ボーカル森さんの少し気怠げな声も1度聴くと離れません。

個人的に好きなところは、『君が刻んだハイハット』という歌詞。

ハイハットはドラムの部位で、2枚合わせのシンバルみたいなやつのこと。

歌詞に合わせてちゃんとハイハット刻んでるのがドラマーの端くれとしてはなんとなく嬉しいなと笑

最近、SCHOOL OF LOCKスペースシャワーTVの『もぎもぎKANA-BOON』、開局記念特番にゲスト出演することがすごく増えている、Brian the Sun。大注目!

 

 

私が選ぶ!2016年音楽総まとめ! No.04

 

今年大躍進を遂げたスリーピースバンドとして忘れちゃいけないのがこのバンド!!

 

 

ともに/WANIMA

 


【8/3発売】WANIMA -ともに Full ver.(OFFICIAL VIDEO)

 

 

Mステ出演を果たし、一気に知名度を上げた。

さらにロッキンでは急遽GRASS STAGEのアクトを務めた。

確実に大きなバンドになっていっているのがWANIMAだ。

『JUICE UP!!』に収録された『ともに』。

前作『Are You Coming?』の頃から彼らの音楽は大きく取り上げられるようになっていった。そんな彼らの「その先」の音楽がこの曲だ。

『THANX』や『TRACE』がそうであったように、『ともに』もまた気持ち良いくらい直球だと言える。飾り気のないストレートな言葉とまっすぐな曲が聴く人の背中を押す。

「聴く人の近くにある音楽」という表現がぴったりだ。

直球故に多くの人の心に響くのではないかと思う。

熊本出身の彼らが唄う『生きてれば…命さえあれば…』という歌詞の重み。

そんなシリアスな部分でさえ、あんなに良い笑顔を見せながら届けてくれる。

「近さ」を感じるのは、だからかもしれない。隠さないところが良いんだ。

迷って立ち止まった時に聴きたくなる曲。

 

 

 

 

なぜかスリーピースバンド特集みたいになってますが、それだけスリーピースがアツいんです!!

 

 

Tank-top of the world/ヤバイTシャツ屋さん

 


Tank-top of the world - ヤバイTシャツ屋さん [インディーズ版]

 

 

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで進撃する3人組バンド。今年メジャーデビュー。

時事ネタや日常ネタを歌詞に盛り込み、間違いなくライブ受けの良さそうなロックに仕上げるのが持ち味。

この曲には話題になった「RIZAP」が登場してます。

そんな分かりやすい歌詞と、男女混合ボーカルで1度聴いたら忘れない分かりやすい曲。2大「分かりやすい」が揃った、最近のライブで無敵なバンドだと思う。

ライブが人気ということはCDも売れます。

曲だけ聴けば「バカ騒ぎ」系の音楽だけど、

歌詞に滲み出る「負け組」感が可愛らしくて親近感を覚える…。

とはいえ、Vo.&Gt.こやまさんはMVの監修を務めたりイラストを描いたりしているし、

実はすごい才能を秘めたバンドなのかも??

曲だけでなくMVやアー写でも吹っ切れたふざけっぷりももはや気持ちいい。

徹底した面白さのあるバンドだと思います。

『あつまれ!パーティーピーポー』もマストです!

 

私が選ぶ!2016年音楽総まとめ! No.03

いろいろ忙しくてだいぶ時間が空いてしまいました・・・。

学祭やらなんやらの準備で大忙しの日々を送っていました。

続き、行きたいと思います!

 

 

 

 

今年のジャパネクCDにも収録されていました、CDJにも出演するこのアーティスト!

 

 

スターダスト/イトヲカシ

 


イトヲカシ / スターダスト

 

 

Vo.伊東歌詞太郎とBass, Guitar&Key.宮田”レフティ”リョウによる2人組ユニット。

1度聴いたら忘れない、パワーのある歌声と「精密」という言葉がぴったりくるような美しい曲が特徴的だ。

『スターダスト』は流れ星の歌。

「流れ星に願いをかけたって何も変わらない。自分にしか未来は変えられない。」というメッセージが込められている。

曲と歌詞のマッチ感が素晴らしい。シンセやピアノ、ウインドチャイムは流れ星のキラキラを的確に表しているし、確固としたメッセージを持った歌詞と力強い歌声の相性もぴったりだ。

また歌詞中に「いとをかし」が出てくるのと、2番の「日本だし」で韻を踏んでいるのが良い。こういう言葉遊び的な歌詞に弱いもので…。

 

『スターダスト/宿り星』は彼らの記念すべきメジャーデビューシングル!

私は『堂々巡り』で彼らの曲を初めてきちんと聴いた。この曲は爽快感が癖になる1曲。歌詞太郎さんの声は前向きな曲との親和性が抜群に良い…!!是非!

 

 

 

今年大躍進を遂げたスリーピースバンドから。

 

 

戦争を知らない大人たち/My Hair is Bad

 


My Hair is Bad - 戦争を知らない大人たち (Official Video)

 

 

タイトルを見た時は「所謂社会派のアーティストか・・・」と思った。勿論そんなんじゃありません。

ごくごく一般人の春夏秋冬の情景を歌っている。出てくる単語のリアリティが面白い。「チェックつけた求人」とか「タイムカード」とか。

それにしても一体このタイトルは何なのか?と不思議に思いながら聴いていると後半、

「なにも感じない」

その一言に殴られるような衝撃を覚えた。

そう、この歌詞がこの曲のすべてと言っても過言ではないと思う。

『戦争を知らない大人たち』は歌というよりも語りに近いイメージだ。

だから、言葉の威力がストレートに伝わる。

「なにも感じない」のところは、矛盾しているようだが、

本当に「なにも感じない」んだと感じる歌い方で見事としか言いようがない。

 

すごいバンドがいるなあ・・・と思って他の曲を探したら、少々重ための恋愛ソングが多くて驚いた。

この『戦争を知らない大人たち』は特異な曲なのかと思ったが、

リアルな単語を使ってリアルな情景を描き出す、その観察眼はどちらにも共通しているように感じた。

スリーピースロックバンドの無限の可能性を感じるバンドだ。新アルバム『woman's』も注目!

 

 

私が選ぶ!2016年音楽総まとめ! No.02

 

今日はこの曲について書くしかなかった。

 

LAY YOUR HANDS ON ME / BOOM BOOM SATELLITES

 

 


BOOM BOOM SATELLITES 『LAY YOUR HANDS ON ME』Short Ver.

 

 

BOOM BOOM SATELLITESのVo.&Gt.、川島道行さんが亡くなりました。

脳腫瘍と闘い続けた川島さん。ご冥福をお祈りします。

 

この『LAY YOUR HANDS ON ME』でBOOM BOOM SATELLITESは26年間に渡る音楽活動に幕を降ろしました。4曲入りのアルバムでこの曲は表題曲となっています。

 

しかしこのアルバムには絶望や悲しみではなく、希望や光に満ちている。

『Wait I'm here always, brighter than sunshine』

『I'll see you again I'll carry on』

といった歌詞。

もちろん歌詞だけではない。曲やMVにもそれは表れている。

「生死」と向き合わざるを得なかった彼らの希望が全てに反映されているのかもしれない。

私はこの曲を聴くと、雲がかった空に淡い光が差し、だんだん晴れ渡っていく光景が目に浮かぶ。そんな神々しさすら感じる1曲。

他の曲についても語りたいところはあるが、1枚を通してとにかく光を感じる作品だと思う。最後の『NARCOSIS』、彼らの最後の音楽まで、是非聴いてもらいたい。魂のこもった曲たちだ。

 

私事ですが少々。私がBOOM BOOM SATELLITESというバンドを知ったのはおそらく7年くらい前、中学生の頃。

Aqua Timezのラジオ番組を聞いていて(アクアトレイン)、メンバーがオススメの曲を流すコーナーがあった。確かTASSHIが彼らを紹介していた。

シンセが綺麗で、英詞だったことしか覚えていないのだが、とにかくバンド名にインパクトがあったので記憶している。

去年のVIVA LA ROCK、 VIVA LA J-ROCK ANTHEMS!のステージで、『ピンクスパイダー』を歌う川島さんを拝見した。日本語の歌詞を歌うのも、こういったセッションに参加するのも初めてだったそう。貴重なステージを見ることができて光栄だった。

 

 

活動終了前のタワレコのポスターには

「音楽を奏でる事。聴いてくれる人を感じて、繋がろうとして、もがいていたのでした。いつも聴いてくれてありがとう。繋がってくれてありがとう。僕たちは幸せ者です。」

という言葉と、2人が向き合って笑いあう写真が載っている。

音楽は幸い、遺るものだ。例えアーティストがこの世にいなくても。

彼らの音楽はリスナーの中で殘り続けると思う。本当にありがとうございました。

 

 

 

ちょっと今日は悲しいトピックが多いです…。

 

サークルゲーム / Galileo Galilei

 

 


Galileo Galilei 『サークルゲーム』

 

 

『「いつかまたここでね」さよならの声がいつまでも

響いて 背中を押すこともなく僕らを繋いだ』

 

今日の武道館公演をもって解散したGalileo Galileiの2013年の曲。

今年6月に発表された『車輪の軸』というベストアルバムには彼らの軌跡が詰め込まれている。

別れと再会を歌ったこの曲も収録されているとはいえかなり過去の曲ではあるが、

バンドが終わろうとしている時に最も相応しい曲はなんなのか考える中で

1番初めに思いつき、これ以外はないと思った。

 

2008年、第1回閃光ライオット(現未確認ロックフェスティバル)のグランプリを受賞した彼らがこうやって終わっていくなんて、寂しいなあ。

当時のことを覚えているだけあって…。

 

「いつかまたここでね」が「やっとまた会えたね」になる日まで。

 

 

アーティストが死んでも、バンドが解散しても、音楽は残り続けるものなんだということを痛感し、またこれからもそうであってほしいと思う1日でした。