私が選ぶ!2017年音楽総まとめ! No.4

 

明日、また / [Alexandros]

 

 


[Alexandros] - 明日、また (MV)

 

クロレッツのCMソング。MVは岡田将生が出てますよ!

ドロスの曲は、共感するというよりも一緒に戦ってくれるような、「強い応援歌」が多いと思います。この曲もそんな1曲。歌詞の世界観は『Starrrrrrr』とかと変わっていませんが、何と言うか、この曲は一層距離感が近い気がします。

ドロスは掲げている目標やバンドとしての確固たる意味があるバンドです。もはや弱点なんて見せないような完全無欠のロックスター然としている反面、どこか近寄りがたさがあった気がします。「自分とこの人たちは、違う世界に生きる人間なんだな」みたいな。

それがいい具合に取り払われた、なくなったわけでは勿論ないのですが、どこか「私」と「ドロス」でも根本は一緒な部分があると思えるような曲がこの『明日、また』だと思います。すごく良い。

ドロスの音における「遊び」はやはりこの曲でもしっかり残っていて、例えばCメロ前の半音階で下る部分ですね、耳を引きます。シンセやピアノの音も美しく、バンドサウンドも骨太で、憧れのバンドだなあと改めて思います。

 

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CHARM / WANIMA

 

 


WANIMA「CHARM」(OFFICIAL MUSIC VIDEO)

 

WANIMAらしい底抜けに明るい曲。3人が楽しそうに演奏している様子や、健太さんの輝く笑顔を見るだけで元気をもらえます。

元気の出る「お守り」ですね。持っていれば、どこへでも行ける。

WANIMAは熊本出身のバンドですが、地元を大切にする姿勢がとても良く伝わってきます。地元と東京、その2点を結ぶような歌がこの『CHARM』だと思います。

Twitterなどで「鬱に理解がなさそう」みたいなことを頻繁に書かれていますが、絶対にそんなことないですよ。音楽で成功するまでに様々な紆余曲折があったバンドです。良く笑う人ほど、どこかで傷を負ってるものなんです。そんな紆余曲折も負った傷も、全部ぶっ飛んじゃうくらいのパワーを持っているバンド、それがWANIMAだと思っています。(なぜかWANIMAの笑顔を見る度に元気をもらうだけではなくて、何となく切ない気持ちになったりします…。)

そして、そういう音楽は今の世の中に必要です。紅白歌合戦、応援しています。

 

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今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる

/ Awesome City Club

 

 


Awesome City Club – 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる (Music Video)

 

飲み会シーズンにいかがでしょう?

今年4thアルバム『Awesome City Tracks4』とベストアルバム『Awesome City Club Best』をリリースした、Awesome City Club、これもまた素晴らしいシティポップバンドです。

男女ボーカルが魅力的です。特にPORINさんの「嘘つき」で私も完全にノックアウトされました。反則。

骨太なドラムとベースに軽やかでどこかエモーショナルなギター、華やかさをプラスするシンセサイザーに男女ボーカル。今流行りの「シティポップ」バンドでもなかなか異彩を放っているというか…語弊がありますが、これほど揃っているバンドも珍しいと思います。

私は個人的にこのバンドが結構前から好きで、多分毎年総まとめに選んでますね。2015年は『アウトサイダー』、2016年は『Don't Think,Feel』。どれも良曲ですし、MVも曲の空気感に合っていておすすめです!(監督は東市篤憲さん!)

 

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今回もアンケートコーナーです!

 

①今年響いた曲やアルバム

②①のアーティスト名

③どんなところが響きましたか?好きなところ、良いところを教えてください。

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SHOUT LOVE / UVERworld

 サビのボーカルのファルセット、ラスサビだけファルセットじゃないのがまたいい。アルバムの中でも異彩を放っており、中盤に入っているのでいい刺激になる。PVはボーカルがメインだが、ボーカル以外のメンバーが出てくるところがとてもかわいい。

 


UVERworld 『SHOUT LOVE』

 

これ、ファンにとっては卒倒もののMVじゃないですか…??スマホの縦画面で録画した風になっているという発想、凄すぎますね…??

TAKUYA∞さん、本当に高音が綺麗です。ファルセット続きかと思いきや、最後は力強くというのもハッとさせられます。歌を大事にしているんだなあと伝わってくるような歌い方です。

UVERworldはどちらかと言えば激しくて、「飛び跳ねまくって物を壊した」みたいな噂も聞いていたので、同じアルバムに入っている『DECIDED』のようなイメージが強かったのですが、こちらはこちらで落ち着いていて大人っぽくて素敵ですね。いろんな面を持っているバンドなんだなあと思いました。

Saxの方が加入してから、また変わりましたよね。Sax入れてあんなにゴリゴリのロックができるんだと驚きました。この曲はSaxの音色がアウトロで生かされていて、とても甘美な終わり方をするところも良いです◎

 

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90's TOKYO BOYS / OKAMOTO'S

 シンプルにかっこいい

 オカモトコウキのギターソロ!

 


OKAMOTO'S 『90'S TOKYO BOYS』MUSIC VIDEO

 

回答者さんのいう通り、「Simple is best」を地で行くような曲です。曲もMVもとてもシンプル!余談ですが私、1番終わってタイトル・バンド名出てくる系のMVにめちゃくちゃ弱いので、これだけで「最高 」という気分になりました。

全てがシンプルなのに、情景が思い浮かぶのがこれまたすごい。眠らない街・東京の深夜3時くらいの景色がパッと浮かびます。空の暗さと人工的な明るさの入り混じった景色。

ボーカルのオカモトショウさんは、渋くて味のある魅力的な声を持ってますよね…!しっかりしたバンドサウンドの中に詰め込まれたラップもパンチが効いてて良いです。

そして最後のギターソロ。何も言えない。これはぜひ聴いて感じて頂きたい、極上のギターソロですね…!だいたいギターソロがエンドレスで続きフェードアウトで終わる曲は名曲です。

 

 

私が選ぶ!2017年音楽総まとめ! No.3

 

KATOKU / レキシ

 

 


レキシ - 「KATOKU」 Music Video (YouTube ver.)

 

驚きのMV。音楽の80'sっぽさもさることながら、MVまで再現するとは…さすが…!

もしよければ下の動画も観て行ってくださいませ!

 


Journey - Separate Ways (Worlds Apart)

 

個人的に「洋楽=80年代」という公式が出来上がっているくらいその頃の音楽が好きなので(ちなみに親の影響でJourneyが好きです)、邦楽でここまで寄せられるレキシこと池田さんは本当に素晴らしいアーティストだと思います。

それでいて、歌詞は歴史の世界。曲調は80’sの洋楽なのに歌詞が日本史というイリュージョンです。英語っぽく歌っているけど、「世襲制」ですからね!確かに英語っぽいけど!

今年はレキシの武道館ライブに行ったのですが、本当に楽しかったです。今まで行ったワンマンライブの中で、おそらくダントツ長時間のライブでした。3時間くらいやってた。

びっくりするほど自由で面白い方なのが伝わりましたし、観客ならびに一緒に演奏しているアーティストの方にもすごく愛されてるんだなあと思いました。

 

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カンヌの休日 / フジファブリック

 

 


フジファブリック 『カンヌの休日 feat. 山田孝之』(『山田孝之のカンヌ映画祭』OPテーマ)

 

フジファブリックの持つ、いい意味での「変態性」が表れた曲だなあと思います。

初めて聴いた時、「なんじゃこりゃ」と思いましたよ。歌詞の意味もよくわからないし、曲もすごく派手で。でもこの「変態性」がくせになる!山内総一郎のギターはやっぱり抜きん出ているなあと思うばかりです。

最後のサビの「Yeah」だけコーラスが上がってるのが面白いですよね。この部分が最後に不思議エッセンスを加えている気がします。

管理人の思い出話ですが、今年初めてフジファブリックのライブに行ったんですね。「フジフレンドパーク」のファイナル、Zepp Divercityでのハナレグミとのツーマンライブだったのですが、もう完全に撃ち抜かれました。しんみりと感傷的になるバラードから『カンヌの休日』のようなド派手なロックまで、楽しませていただきました…!山内さん、あんなえげつないギター弾きながら歌うんですねえ…参りました!また行きたくなる、すごく良いライブでしたよ!!

 

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TAKE MY HAND / 夜の本気ダンス

 

 


夜の本気ダンス "TAKE MY HAND" MUSIC VIDEO (YouTube version)

 

 アルバム『INTELLIGENCE』が各所で高評価を受けている夜の本気ダンス、同アルバムから1曲を紹介します。

ボーカル米田さんの独特な声が物凄く生きた曲だと思います。語尾が急上昇するような歌い方、すごくかっこいい。

フェス受けしそう、聴いて踊りだしたくなる4つ打ちというだけでなく、どこかおしゃれで色っぽい。「夜ダンってこんな曲もあるんだ…」と度肝を抜かれた曲でした。

4つ打ちブームの中で生まれたバンドたち、それぞれ個性が表れてきて今とても良い流れがきていると思います。「全部似たような曲・バンド」なんかじゃない。これからが楽しみなバンドの1つです。

 

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TOGENKYO / フレデリック

 

 


フレデリック「TOGENKYO」Music Video

 

フレデリックも最近すごく良いですね!『オドループ』の時から独自性は強い方だと思っていましたが、さらに磨きがかかった気がします。音楽シーン、楽しみしかない。

繰り返しの歌詞かと思いきや「待って」と「舞って」で表記が異なっていたり、「わかってない」の後に「変わってない」がきたり…。歌詞が一見言葉遊びと思いきやきちんとメッセージを持っているところが面白いです。

そして少し「和」っぽいというか、歌謡曲っぽいマイナーなメロディーが良い。わかりやすいメロディーが繰り返されることで、1度聴いて耳に定着しやすい。そんなフレデリックの強みはこの曲でも健在です。

フレデリック、アコースティック編成での演奏も行っているんですね…!「ちょっと意外だな」と思ったのですが、聴いてみたら想像以上に相性が良くて驚きました!曲の旨味を引き出すのが上手なバンドです…脱帽!

 

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今回もアンケートコーナー、行きます!

①今年響いた曲やアルバム

②①のアーティスト名

③どんなところが響きましたか?好きなところ、良いところを教えてください。

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渚 / スピッツ

 2017年、人生観が変わるほど辛いこと続きで「もう死ぬ…」って思ったとき、この曲が流れて少しだけ穏やかになれたから。

 


スピッツ / 渚

 

インディゴ地平線』に収録されています。ちなみにベストに入っているのと『インディゴ地平線』に入ってるバージョンは若干違いますよね。

スピッツの曲は魔法の薬のようです。聴いた瞬間心が凪いで穏やかになれますよね。

『渚』はあまり輪郭を持たないぼんやりした淡い曲というイメージがあります。「スピッツらしい」なんて言葉でまとめたくはないですが、この空気感、世界観はスピッツならではのものだと思いますし、真似しようと思ってできるものではないです。発表から21年経ってもなお褪せない名曲として、聴かれ続けているのも納得ですし、今後も聴かれ続けて欲しい曲ですね。

辛い時、音楽は味方になってくれますよね。「音楽のおかげで…」というほど効力があるわけではなくても、音楽で少しでも痛みや苦しみが和らいだのであれば、良かったです。ふとしたタイミングで聴いた曲が自分の力になってくれる偶然は、運命だと思います。

(実は本日草野マサムネさんのお誕生日!おめでとうございます!)

 

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Ride on Wave / Yogee New Waves

 メロディや曲の展開が気持ちいい感じがします。新生活が始まり、明るい音楽が聴きたいという気分にも合っていました。

 

いいですね!!Yogee New Wavesは聴いていると自然に体が揺れてしまうような、心地よい音楽を作りますよね。回答者さんのように、新生活を始める時にぴったりだと思います。肩の力を抜いてくれそうです。

「漂流」の「漂流感」がすごいですね。歌詞も音楽も、あたたかい南の島の風のようです。

ちなみに私は『WAVES』のアルバムの中では、月並みかもしれませんが『World is Mine』が好きです。あと少し前の曲ですが『Climax Night』はめちゃくちゃよく聴きます。

Suchmosやnever young beachと近い系譜のバンド」と言ったらファンに怒られてしまいますかね。今それこそ「波に乗っている」音楽を奏でるバンドです。Suchmos、ネバヤン、Yogeeは、私の中で「シティポップ3大バンド」というイメージがあるくらい、今きているバンドだと思います。

 

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命にふさわしい / amazarashi

 独特な歌詞とボーカル

 


NieR: Automata meets amazarashi 『命にふさわしい』Music Video

 

…このMV、すごすぎません…?終始絶句して観てしまいました。最後まで直視するのがすごく辛かったです。

amazarashiはダイレクトに生死を訴えるような曲が多くて、それゆえの重さがとても独特だと思います。秋田さんの声も感情を多分に含んでいて、心にのしかかるようでした。

心がなければ、辛いことも苦しいことも悲しいことも感じなくて済む。だけど、楽しいことや嬉しいこと、幸せなことを感じられるのも心があるから。生きる中で幾度となく繰り返すであろう心の葛藤を描いた、素晴らしい音楽だと思います。

回答者さん、私へのメッセージとして「ぜひamazarashi聞いてみてください!!」と書いてくださりました。ありがとうございます。実は私何度か聴いたことはあります。ただ、その時は生死の「死」の部分のメッセージを強く受け取ってしまい、その重さに押し潰されそうになってしまってですね…それ以来敬遠している節がありました。しばらく経った今聴いてみると、「生きる希望」にもスポットライトが当たっていたんだなあと気付き、人を救う音楽を奏でる人たちなんだと素直に思えました。良い音楽に出会えました。ありがとうございました!

 

私が選ぶ!2017年音楽総まとめ! No.2

今年は「夏うた」に良曲が多かった気がします。

 

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SKY's the limit / ぼくのりりっくのぼうよみ

 

 


ぼくのりりっくのぼうよみ - 「SKY's the limit」ミュージックビデオ

 

資生堂『アネッサ』のCMソング」と言えば、2016年はサカナクションの『多分、風。』、2015年はKANA-BOONの『なんでもねだり』と、非常に勢いのあるアーティストが手がけています。

ぼくのりりっくのぼうよみ、通称ぼくりりくんはメッセージ性の強い、考え抜かれた曲からジャズ調のおしゃれな曲まで、非常に幅の広い楽曲を作るアーティストです。

今年は映画『3月のライオン』前編の主題歌も担当されていました。

『SKY's the limit』は「青天井」という意味で、制限のない様を表します。タイトルにふさわしく、開放感と伸びやかさが心地いい、爽やかな曲です。この爽快感は1音目を聴いた瞬間に伝わると思います。

とかく悪く言われがちな「顔を盛ること」を肯定するというメッセージも含まれていると聞きました。「強く、美しく」輝く女性の背中を押してくれる1曲です!

 

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打上花火 / DAOKO×米津玄師

 

 


DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO

 

これ、めちゃくちゃヒットしましたよね、今年。

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌。余談ですが、結構難しい話らしいですね。『君の名は。』感覚で見に行くと失敗するという話を聞きました。本では読んだのですが、やっぱり映像で見なければわからないなあという感想でした。映像的な話でした。

さて、今年大躍進したと言っても過言ではない2人のコラボレーション。音楽をよく聴く人なら2人を知らないということはないと思いますが、この曲で確実に知名度を上げた印象です。

中学生の男女の物語ということもあり、若手2人のコラボは大正解だったと思います。交互に歌ったり、追いかけたり(CメロのDAOKO→米津→DAOKO→米津→…最後の『このままで』だけは一緒に歌うという割り振りなんて完璧だと思います)、ただのコラボではなく、ストーリーの世界観を見事なまでに反映させているように感じます。

また、ピアノのキラキラ感と切なさの入り混じった音や、花火が開くようなシンバルの音は「花火」の情景は勿論、重要な要素である「海」も彷彿させます。曲そのものも、とても映像的な曲だと思います。美しい。

 

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Summer Vacation / sumika 

 

 


sumika / Summer Vacation【MUSIC VIDEO】

 

裏切ったなあああああsumikaあああああ!!!!!!!!!!!!

 

……すみません、取り乱しました。

sumika初のフルアルバム『Familia』に収録されている曲です。この『Familia』はおそらく管理人が今年1番再生したアルバムだと思います。捨て曲なし!名曲揃い!様々なテイストを見せてくれる曲やインストが詰まっています。

sumikaは4人組バンド。今や全くチケットが取れないのですが、「完売してしまうよりは余ってでも皆が観に来れる会場にしたい」と大きい会場でライブをやったり(それでも人気の加速度の方が半端なくて取れませんが…)、購入者が金額を決められるCDを発売したりと、リスナーとより近い関係を築けるような音楽活動をしているバンドです。

さて、そんな業界ならびに音楽ファンも大注目、フェスにもバンバン出演しているsumikaの説明はこれくらいにして…。

『Summer Vacation』、大人っぽいアーバンな夏の曲になってます。極寒のこの時期でも、この曲を聴くだけで夏の夜の残暑を思い出せそうです。夏の大人の恋模様。冒頭なんて女の子がタイトル言ってるんですよ。もう。最高じゃないですかこんなの。甘くて淡くて、夏ならではの切なさを綺麗に切り取った曲です。

『Vital Apartment』の『マイリッチサマーブルース』では暑さに弱い、ゲーム大好き引きこもりの夏休みを歌ってたのになあ…!

そう、冒頭の「裏切ったな」というのは、

『マイリッチサマーブルース』で「非リアインドアの夏」を歌っておきながらこんなに甘くて大人なリア充曲を作るなんて、よくも裏切ったなという意味です。勿論良い意味で。音楽の幅が、去年あたりからものすごく広がりましたね。フェスのステージを観た時に思い浮かんだ言葉は「破竹の勢い」でした。今もっとも勢いがあると言っても過言ではないと思います!このまま突っ走ってください!くれぐれもお体には気をつけて!!

 

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今日もアンケートのコーナー、行ってみましょう!

各質問について、毎回頂いた答えをランダムに紹介しつつ、私なりのコメントを返させて頂きます!今回は①〜③の回答を2つ紹介します!

 

①今年響いた曲やアルバム

②①のアーティスト名

③どんなところが響きましたか?好きなところ、良いところを教えてください。

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ようこそジャパリパーク / 大石昌良

 楽しくて聞いていて元気が出る。

 

今年流行りましたね、『けものフレンズ』。可愛い絵柄で子ども向けかと思えば「個性・多様性を認める」という点では寧ろ大人にこそ聴いてほしい、見てほしいものかもしれません。大石さんのバージョンも聴きましたが、アニメ版の可愛いバージョンとは異なる迫力で、「おおっ…」と思いました。ギターが凄い。歌も上手い。ついでに口笛も綺麗。弾き語り形式で歌われている曲とは思えないクオリティの高さに感動しました…!(公式の動画がないので載せられませんでした。)

 

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欅坂46 『真っ白なものは汚したくなる』

 アイドルなのにかわいさを売りにしていないところ

 


欅坂46 『エキセントリック』

 

管理人はアイドルについてあまり詳しくないので、こういう音楽を勧めてくださるのは本当に助かります!ありがとうございます!

『真っ白なものは汚したくなる』は欅坂46のアルバムで、『サイレントマジョリティー』や『不協和音』などが収録されています。その中でも私が1番好きな『エキセントリック』のMVを持ってきました。

回答してくださった方が指摘するように、欅坂46は異色なアイドルグループだと思います。歌詞のメッセージ性や世界観はアイドルというよりもロックの「反骨精神」に近いです。その証拠にロッキングオン系のフェスにも前々から出演しています。可愛さを売りにはしていないのはその通りだと思います。特にセンター平手友梨奈さんの持つ独特なパワーがかなり人目を引きますよね。この子、本当に凄い。

「皆と同じじゃつまらない」「合わせるくらいなら抵抗する」というメッセージが多くの曲に含まれていて、私は好きです。こういう歌詞。こういう曲。

ただ、そういう世界観を売りにしていてもアイドルグループとして「集団」を強いられている(結局は秋元康支配下にある)のは皮肉なところだなあと思ったりもします。

 

 

 

私が選ぶ!2017年音楽総まとめ! No.1

早いもので2017年も残すところあと11日!

ということで、今年もやりますこちらの企画!

 

私が選ぶ!

2017年音楽総まとめ!

 

 

もはや毎年恒例となりつつあります。

前のブログも含めると今年で3回目を迎えました。

今年は管理人の学業が忙しく、なんとかひと段落したこのタイミングで開始いたします!だいぶ遅くなってしまい申し訳ありませんでした…。

 

今年は参加型企画もご用意しております。そちらも織り交ぜつつ、今年も超個人的に音楽で2017年を振り返りたいと思います!

1アーティスト1曲に絞り、今年よかった曲、心に残った曲を私の独断と偏見で紹介していきます。私自身の備忘録的なものも兼ねているので、「なんでこのアーティストのこの曲ないんや!?」などと思っても軽く流していただけると幸いです。

もしそういった、「俺はこれが好きだった!」「ぜひこれもおすすめですよ」というご意見がありましたら、アンケートフォームの方にお送りくださいませ!紹介させていただきます!

 

goo.gl

 

ではでは!今年もたくさん選んだので早速行ってみましょう!

 

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カフネ / Brian the Sun

 

 


Brian the Sun 『カフネ』Music Video(YouTube ver.)

 

アニメ『3月のライオン』第2期のEDテーマ。

このアニメのOP・EDは毎回そうそうたるアーティストが手がけています。BUMP、米津玄師、YUKI…。そんな中抜擢されたのがBrian the Sun

発表された時少し意外なチョイスだなと思いましたが、いざアニメの後に流れると心がほっこりして「なんといい曲なんだ…」と毎週聴くたびに感じます。余談ですが私の母親も大絶賛!

ピアノやストリングスのメロディーがあたたかく、アニメの優しい世界観にぴったりな1曲です。森さんの温もりこもった声が素敵です。

3月のライオン』は管理人も大好きな漫画、アニメです。こちらもぜひ!

 

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さよならバイスタンダー / YUKI

 

 


YUKI 『さよならバイスタンダー』

 

こちらは2月まで続いていた、『3月のライオン』第1期第2クールのOP曲。

疾走感溢れる元気なナンバー。クールに見えて暴走しがち、厳しい勝負の世界で生きる主人公の零ちゃんと重なりますし、ストリングスやアコギの音、ピアノのポロポロとしたメロディーが、漫画の舞台を流れる雄大な隅田川の景色を彷彿させます。

情景的な曲です。

個人的に、就活の時期にものすごく聴いていました。すごく元気をもらいました。

 

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さて、ここで参加型企画の紹介をしましょう!

各質問に関して、現時点での結果を発表していきます!今回は総評!

 

①今年響いた曲やアルバム

②のアーティスト名

③どんなところが響きましたか?好きなところ、良いところを教えてください。

1番回答が多かったのはスピッツでした。さすが30周年。長く愛され続けるバンドですね。ちなみに曲はバラバラでした。あれだけいろんな曲がありますからね。

全体的には、古くは80年代の曲から、今年話題になった曲までかなり幅広い曲が集まりました。最近の曲では『君の名は。』関連の曲が多い印象です。

好きなところを答える問いでは、「音楽に救われた」「元気をもらった」等の経験を書いてくれる方が多かったです。そうですよね。音楽は人の心を救う。

あとは楽器やバンドをやっている方で、技巧的な部分を書いてくださる人もいました。とても興味深い指摘をありがとうございます!

 

④2017年、良かったアーティストを教えてください。(複数回答可)

これもスピッツが1番多かったです。あとは星野源ヤバイTシャツ屋さん

星野源は『Family Song』がまたもや大ヒットしましたし、ライブもコンスタントに行ってますね。ヤバTはシングル、アルバムを出して、また一皮向けた感覚です。フェスでもかなり人を動員できるバンドになりましたよね。

結構フェス受けする若手バンドが多く出ていた印象です。

 

⑤今年一の音楽ニュースを挙げるなら?

この質問は回答数こそ少なかったですが、全てバラバラな回答となりました!詳しくは後日!

 

⑥2018年、音楽に関係することで期待したいことは?

アイドルに言及した内容が多かったです。個人的にはアイドルはアイドルの良さがあるのでなんとも言えない部分もありますが…。時代を反映した面白い回答が集まりました!

 

⑦管理人に一言(あれば)

意外と書いてくれた方が大多数で嬉しかったです!応援メッセージは素直に嬉しいです!回答に時間がかかったというご意見には謝罪しかありません!ごめんなさい!遅くなりましたが、のんびり更新していきますので、末永くよろしくお願いします!

 

 

 

次回以降はさらに詳しい内容や曲の紹介などをしていきます!お楽しみに!

あと、まだ回答は間に合いますので、是非是非送ってくださいませ!

 

 

 

 

 

親愛なる探検者たちへ

”PATHFINDER”

 

ツアータイトルを見た時、「あぁ、BUMPだ」と思いました。

 

大好きで大切で、自分の人生のテーマソングと言っても過言ではないバンド、BUMP OF CHICKEN

 

私がBUMPに出会った1番大きなきっかけは『ゼロ』で、一聴してTSUTAYAに駆け込んだのを覚えています。それから毎日のようにBUMPの音楽を聴き、BUMPのことを考えていました。BUMPが出ている音楽雑誌は片っ端から読み、毎週更新されるラジオを楽しみに、勉強や部活を頑張っていました。

高校3年生の頃、ベストアルバムが発売されて、私は本当に助かったんです。高校生の私にとって、今までの全部のシングルやアルバムを買い揃えることはできませんでした。

CDではなくて配信でリリースしてくれるようになったのも、家や学校の周りにCDショップが少ない田舎の人間には、ありがたかったです。BUMPが新しい曲を配信として出してくれると、「私も頑張ろう!頑張って大学生になって、ライブを観に行こう!」と前向きになれました。

「BUMPは変わった」なんて言われていたことは想像に難くないけれど、変わってくれたことで救われた1人が私です。

模試で大きい駅に行った帰りにこっそり昔のアルバムを買って帰りましたし、勉強の合間にライブのレポートを読んではライブの雰囲気を想像してワクワクしていました。当時はWILLPOLISの真っ最中で、『RAY』の発売が発表された時は大喜び。まだ受験が終わってないにも関わらずツアーのチケットを初めて申し込んだら見事当選して、人生初のライブを心の底から楽しみにしていました。

しかしなかなか順調にはいかないもので、受験が少し長引いてしまいました…。国立大学の後期試験が終わった日が『RAY』の発売日。受験生という重荷から解放された日が発売日なんて、「お疲れ様」と言われているようで、嬉しくなってしまったのを覚えています。『RAY』、歌詞カードがボロボロになるくらい聴きました。

人生初ライブを目前にして藤原さんの肺気胸が発表された時は、残念という気持ちよりも「ゆっくり治して、元気な姿で歌ってほしい」と思いました。予定通り開催されると宣言された時は心底ホッとしました。

初めてのライブ、WILLPOLIS 2014の幕張メッセ2日目、興奮しすぎて、感動しすぎて、正直あまり覚えてないです。「ずっとずっと会いたかったBUMPがそこにいる」という事実だけで、充分でした。「ライブってすごいな」「また行きたい」と思えました。「ライブ=生の音楽を聴きに行く」ということだけではないんだなと感じたのもこの時。「アーティストと、同じ時間・空間を共有することであり、お互いの人生の交点がライブというものなのだ」と痛感し、これは今に至るまで、私にとって「ライブに行く」行為の意義の中核を担っています。

幸運なことにWILLPOLIS 2014のファイナル、東京ドーム公演にも足を運ぶことができました。この日のことは3年以上経った今でも鮮明に覚えています。オープニング映像で泣いたこと、『ゼロ』が聴けたこと、初披露の『You were here』で立った鳥肌、そして藤原さんのことば。「勇気なんてない」と言うけど、そんなことない。いつだって新しいことに挑戦して、進化し続ける音楽を届けてくれる「探検者」なんだ、BUMPは。

 

その後もコンスタントに新曲を出して、WILLPOLISの劇場版や映像作品の発表、紅白への出場、昨年にはアルバム『Butterflies』も発売され、さらにスタジアムツアーが行われるなど、次から次へと新たな扉を開けていったBUMP。

「BUMPは変わってしまった」と言う声も、耳にしました。でも、私は変わり続けるBUMPが好きになったから、常に進化し続けるBUMPに肯定的な感情しか抱けませんでした。変わると言うことは、それだけ勇気を出して、真摯に向き合っている証拠だと思っています。「安心して変わってほしい」。変わる勇気とその姿に魅了され救われた私にとって、これは声を大にして言いたいことです。

それに、私にとってはBUMP OF CHICKENという、自分にとって大切で心の支えになっているバンドが活動している事実だけで嬉しかったです。盲目的すぎるファンですね。ごめんなさい。でもそれくらい、全肯定したいくらい好きです。

スタジアムツアーBFLYではナゴヤドーム公演で『ファイター』を聴き、初めてライブでこれほどまでに号泣しました。面接の時に勇気をくれた曲なんです。藤原さんの力強い声で「1番近くに」と歌われた時に、「ああ、この曲は、BUMPの曲は、いつも自分の近くにいてくれたんだな」と心があったかくなって、ボロボロと泣いていました。

日産スタジアムでの2daysは、それぞれアリーナとスタンドから観ることができました。特にスタンドから観るPIXMOBの光が幻想的で、「自分もこの光の一部になれているんだ」と思うと嬉しくて。広大な会場で行われているライブなのに距離が近くて、藤原さんの言葉通り、本当に1対1で音楽を届けてくれているような気持ちになりました。どんなに進化しても、「リスナーに届けるために音楽が生まれる」という根幹は変わっていないんだと再確認させられ、20周年にふさわしいライブだったと感じました。

 

『アリア』『アンサー』、20周年を締めくくる配信ライブで演奏された『リボン』、最新曲『記念撮影』。どの曲も優しくて、すべてが大切な曲たちになりました。

 

そして、「何もひっさげないツアー」として始まった、PATHFINDER。

新旧織り交ぜられ、バラエティに富んだセットリストがリスナーの中でも話題になっています。

BFLYではどの公演も基本的にセットリストが同じだったので、また違ったドキドキがあります。BFLYが一本道の新しい扉を開け続けた先にあったライブだとしたら、PATHFINDERはまた少し違う道に進んで開けた扉、BFLYの頃には選ばなかった違う分かれ道の先を行くようなライブだという気がします。

でも、その道も結局は1本の道から始まっていて、1本の道から続いている、大きな道には変わりない。

WILLPOLIS 2014やBFLYの時のような、葛藤や迷いを吐露するような言葉はなくて、ステージ上でも楽しそうで、今まで観たライブよりも力が抜けているように思えました。

BFLYが「BUMPらしくないライブだった」とは微塵も思いません。「PATHFINDERこそメンバー、ファン共に最も望んだライブだった」のかもわかりません。どれも素晴らしかった。その事実だけで充分です。

変わらないマインドで音楽を作り、ずっとずっと新しいことに挑戦し続ける、BUMP OF CHICKENというバンドを表すのに最もふさわしい単語、「PATHFINDER」。

これからどんなライブを見せてくれるのだろう?これからどんな音楽で魅せてくれるだろう?そんな期待と、今までたくさん力をくれたあなたたちに感謝の気持ちで胸がいっぱいです。本当にありがとう。BUMPがいたから生きてこれたと、誇張ではなく、本気でそう思います。辛い時、もうダメだと悲観的になった時、気合を入れたい時…人生のどのページにもBUMPの音楽があります。BUMPと同じ時代を生きていられて本当に良かった。ライブ中何度も「ありがとう」と繰り返す4人に私も伝えたいです。

「こちらこそ、ありがとう。あなたたちのおかげで、ここまでこれました。これからも、よろしくね。大好きです。」

ぜひご参加お願いいたします!〜参加型企画の告知〜

こんにちは!

もう10月も半ば、外はすっかり寒くなってきましたね。もう今年も残り2ヵ月半。早いものです。

 

さて、今回はブログ内企画の告知をします!

 

前のブログも含めると今年で3回目、もはや毎年恒例となりつつあるこの企画。

 

「2017年音楽総まとめ」!!

 

年末に、その年私が心に残った曲・いいなと思った曲を紹介する単純な連載企画です。

備忘録的な側面もあり、かなり個人的な趣味嗜好が表れた選曲となっていますが、読んでくださった方に新たな発見や共感をしていただけるよう、書いています。

 

いつもはこれで終わりなのですが、今年はもう一段面白いものにしたいと思って、参加型の企画にすることにしました。

 

「音楽目安箱」というアンケートボックスを設置し、こちらにブログやTwitterを経由し、皆さんの「今年響いた音楽」を投稿してもらうという企画です!

以下、アンケートボックスと同様の説明を記載します!

私が管理している『Sounds Good!!』(http://soundsgood.hatenadiary.jp/)で、毎年恒例の企画、「今年の音楽総まとめ」をやろうと思ってます。そこで、皆さんからも「今年響いた曲・アルバム」「今年注目のバンド・音楽ニュース」を教えていただきたいです!どうかご協力お願い致します!以下、注意事項です。ご一読ください。
投稿していただいた内容をブログ内で使用いたします。また、内容に関して私がコメントを加えて掲載する予定です。投稿者の意図を改変して伝えるようなことはいたしません。
②投稿する楽曲等は、2017年に発表された曲でなくてもOKです!昔の曲でも構いません。洋邦も問いません。またジャンルも問いません。ロック、アニソン、クラシック、ボカロ、アイドルなど、どんな音楽でも受け付けております!
③投稿に制限回数はありません。何回でも、何曲でも投稿してくださって構いません。
④いただいた投稿に関して、できる限り言及・掲載いたしますが、数が多かった場合、対応できないこともあります。ご了承ください。
⑤全ての質問に答えていただかなくても結構です。できる範囲で答えていただければと思います。楽曲を挙げる場合、アーティスト名と曲名だけは最低限記入をお願いします。
ご協力をお願い致します!!回答お待ちしております!

 

参考までに、具体的な設問は以下の通りです。

①今年響いた曲やアルバム

②①のアーティスト名

③どんなところが響きましたか?好きなところ、良いところを教えてください。

④2017年、良かったアーティストを教えてください。(複数回答可)

⑤今年一の音楽ニュースを挙げるなら?

⑥2018年、音楽に関係することで期待したいことは?

⑦管理人に一言(あれば)

 

goo.gl

 

全てに回答いただかなくても構いません。

普段一方的に書き連ねているだけなので、ぜひ忌憚なき意見をぶつけてください!

私の好みがかなり偏っているので、自分の知らない音楽を知りたいというのもあります。そして念願の参加型企画なので、奮ってご参加ください!

 

どうぞご協力をお願い致します!!

 

 

2017年前半のライブまとめ!

久しぶりの更新となってしまいました。

初めましての方も多いかもしれませんね。こんにちは。

『Sounds Good!!』の管理人の真珠丸です。よろしくお願いします!

 

 

さて、今回の久々の記事、

「2017年前半、行ったライブのまとめ!」

ということで!

もう9月なので「前半」という感じでもありませんが、ちょうど平成29年もだいたい半分が過ぎたということで、2017年に観てきたライブの話でもしようと思います。

 

今年は私自身就職活動をしていたもので、「ライブどころではないかな…」とか思っていたのですが、普通に月1ペースで行っていました。たまには息抜きも大事ということで!

 

それでは早速!

 

 

NICO Touches the Walls

Fighting NICONHKホール(4/1、4/2)

本編の最初と最後の曲が新曲であるところや大曲『GUERNICA』を組み込むなど、かなり攻めの姿勢が見られるセトリ。とはいえ、ただ攻めるだけではなく、定番曲や盛り上がるキメ曲も散りばめられ、さらにいつもはアレンジだらけの部分を原曲に忠実な演奏で魅せるといった具合に、いいバランスで守りも見せていたと思います。これぞ「Fighting NICO」。

新曲が未だに思い出せるくらい良かったので、音源化を心待ちにしています。

1日目では『April』を聴けて感無量。

「好きなことやって生きろよ」という光村さんの力強い言葉がとても刺さりました。

 

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[Alexandros]

We Come In Peace@幕張メッセ国際展示場9~11ホール(4/23)

ドロス好きな弟を連れていったのですが、この広大な幕張メッセで、こんなに近くで、ドロスが観られる日が来るとは…と思いました。しかし激しかった。前回のごちありツアーのファイナルで初めてワンマンを観たのですが、「これはすごい。またメッセに来てくれ!」と切実に願っていました。叶って嬉しい限りです。

このツアーは横アリ、Zepp Tokyoに続き、観るのは3回目でした。長いツアーでしたね。

ドロスはかなりセトリが変わるので、3回とも同じツアーという感じがしません。

大々的な映像や曲に合わせて吹き上がる炎、花道や[ ]のオブジェなど、他のバンドがやったら派手に感じるような演出も、このバンドならしっくりくるのがすごいところ!

サトヤスさんが曲の入りを間違えるなど、かなりレアなハプニングもファンとしては少し嬉しかったりします。

最後、花道を4人で肩を組みながら歩いている姿を見て、少しうるっときました。バンド内の仲の良さや馴れ合いをウリにしないバンド、かなり「個」が強いバンドだというイメージが[Alexandros]にはあります。そんな4人が、肩を並べて今まで、そしてこれからも歩いていくという暗示のようで、「仲間っていいなあ」「これからも応援したいなあ」と思わされました。ちょっと珍しいワンシーンでしたが、珍しいからこそ心を動かされました。

弟も大満足だったようで何よりです。  

 

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(写真掲載許可あり)

 

余談ですが、4月に観たこの2バンドは同世代かつ対バンや対談もしたことのあるバンド同士なんですよね。どちらもとてもかっこよいロックバンドです。

両方のワンマンを続けて観て、NICOは伸ばした手を繋いでくれるバンド、[Alexandros]は伸ばした手を引っ張り上げてくれるバンドだと感じました。とても良いライブでした。

 

JAPAN JAM 2017@蘇我スポーツ公園(5/5)

JAPAN JAMについては以下の記事で!

soundsgood.hatenadiary.jp

soundsgood.hatenadiary.jp

 

フジファブリックハナレグミ

フジフレンドパーク2017@Zepp DiverCity(7/1)

フジファブリック主催の2マンツアー”フジフレンドパーク”のファイナル公演です。

CDJで初めてフジファブリックのライブを観て、「来年絶対ワンマン行くぞ!!」と思っていました。今回のライブはワンマンではありませんが、ハナレグミのバックバンドもフジファブリックが担当していたので、貴重なライブだったと思います。

それにしても、山内総一郎は本当にギターが上手い…。完全に惚れました。

永積さんが突如始めたくるりの『男の子と女の子』では即興で対応していました。すごすぎる。

ハナレグミフジファブリック、合わせて「ハナレフジ」なんて名称をつけていましたが、両者息がぴったり、かつどちらもとても多幸感に満ちた音楽をやっている人たちで、ほっこりあたたかいライブでした。今まで観た全ライブの中でもっとも落ち着いたライブだったと言っても過言ではないと思います。

 

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スピッツ

THIRTY30FIFTY50@日本ガイシホール(7/13)

首都圏のチケットが全く取れず、母親と遠征しました。

遠征する価値は十分にあります。最高。

新旧の名曲から、「これを選ぶとは…!?」と唸るマイナー曲まで、とても面白いセットリストです。まだツアー中なので具体的な曲名は伏せますが、アンコールは日によってかなりバリエーションがあるみたいですね。

30周年を迎えてもなお、変わらないロックを続けるスピッツは永遠の憧れです。「『ヒーローを引き立てる役』なんかじゃない、あなたたちがヒーローだ!」と、スピッツに出会って自分の音楽観が変わった私みたいな人間は思ってしまいます。(そういう卑屈っぽさもスピッツらしくていいですけどね◎)

あと、草野さんの目がとてもキラキラと輝いていて、まるで少年のようで、ハッとしました。本当に素敵な人だなあ。

 

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SAKANAMON

東名阪までイッテcue!@渋谷WWWX

SAKANAMONも初ワンマン!「2017年はフジファブリックSAKANAMONのライブを観に行く」というのが目標だったので、7月の1ヶ月間で見事達成しました!

とはいえ、500人キャパのライブハウスで観られるとは思わず、後ろの方で観ているのに近くて、ライブハウス最高!と思いましたね…。

3ピースバンドですがサポートやゲストも招いた、とても濃いライブでした。もっと売れてほしい、知られてほしいバンドです。

『cue』からTALTOに移籍したSAKANAMON。ここに至るまでにかなりいろんなことがあったと話していました。そんなしみじみしてしまうMCからの『テヲフル』。テスラは泣かないの飯野さんが奏でるピアノがまた良いんだ。藤森さんの『前に進むために歌ってるよ』で心がかち割られたような気がしました。

アンコール1曲目は『ハロ』。フロアで歓声や叫び声が巻き起こっていたので、皆待ち望んでた曲だったんだなあと。私もその1人です。本当に聴きたかった。

就活中、SAKANAMONの曲にはとても元気をもらっていました。歌詞はちょっとひねくれていたり変態っぽかったりするけれど、弱い人間を許してくれるような、「なんとかなるさ」と楽観的でいさせてくれるような、「明るい」歌の存在がこの上なくありがたかったです。大好きです、SAKANAMON

 

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Aqua Timez

12th Anniversary LIVE 0824@渋谷O-EAST(8/24)

デビュー12周年を記念して行われました。ライブハウスでAqua Timezが観られる日が来るなんて…。ちなみに初めて一般発売のチケット争奪戦に勝利して取りました。祝!

インディーズ1枚目の1曲目である『希望の咲く丘から』から始まるところから特別感が溢れています。

『ヒナユメ』、頑張りすぎてしまったと感じた時に必ず聴く曲です。「寄りかかってもいいんだよ その二本の足でここまで歩いてきたんだから」。

「いつでも帰ってこれる場所を作る。そういう音楽を作る。」太志さんの言葉の1つ1つが力強くて、いつも引き込まれます。

『白い森』ってライブでやるんだ…と思ってしまいました。いい曲。

新曲『プラスワン』はバリエーションが豊富な彼らの楽曲群の中に、また新たな一石を投じるような曲ともいえそうな曲でした。『Fly Fish』と連続するのもパーティーらしくて良かったです。本編最後が『小さな掌』というのがまた粋。

今まで3回のワンマンライブを観てきましたが、毎度毛色の違うライブで、何度観ても飽きません。Aqua Timezは言葉の選び方が本当に上手いと思います。聴くその時々で刺さる箇所が違って、いつ聴いても色褪せることのない曲ばかり。13周年、15周年、20周年…とこれからも活動が続いていきますように。OKPさんMC頑張って。

 

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全部で7つのツアー、8つのライブを観てきました!

今年もなんだかんだ言っていいペースできています!まだまだ観たいライブもたくさんありますし、これからもいろいろ観にいきますよ!

 

今後観に行く予定としては、

9/16 BUMP OF CHICKEN PATHFINDER@幕張メッセ

10/9 岡崎体育 キミイロハートⅡ@Zepp Divercity

10/10 レキシ 不思議の国のレキシと稲穂の妖精たち@日本武道館

11/25 NICO Touches the Walls主催 ニコフェスト@幕張メッセ国際展示場

12/9 SAKANAMON 9な帰省ですみま10ツアー@千葉LOOK(w/モーモールルギャバン)

BUMPまではもう1週間を切っていて、今からとてもドキドキしています。

岡崎体育、レキシは日程が連続していますが、両方ともフェスで観て気になったので行くことに!

NICOはついに「イイニコの日」のライブに行ける!しかもニコフェスト!これからの追加アーティストにも期待です!スカパラ超楽しみ!

SAKANAMONは私の地元千葉のチケットがまさかまさかの当選ということで、さらに小さなキャパで観てきます!

他にもBUMPの追加公演やフジファブリック、sumikaやドロスなどなど、行きたいライブはたくさんありますし、CDJにもおそらく行きます!今年後半も音楽を存分に浴びて、楽しみましょう!!