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OOXX 〜SAKANAMON『君のOOをXXしたい』から考える男女の心理と彼らの良さ〜

音楽

 

『君のOOをXXしたい』

 

 

さてこのタイトルを見てあなたはどんな言葉を当てはめますか?

 

 

 

 

 

・・・やめときます。

 

 

 

 

これはSAKANAMONの曲です。曲名からヤバそうですよね、どうヤバそうなのかはあれですけど。

今回はこの曲について書くぞー!!深夜テンションだー!!

 

 

 

 

君のOOをXXしたい/SAKANAMON

 

 

知っている方は是非聴きながら、あるいは歌詞をうたまっぷあたりで検索してチラ見しつつ読んでみてくださいな! 

 

 

 

(君のアレをナニしたい)って読むんだってよ!!!へえ!!!アウト!!!

 

個人的には去年のロッキンでSAKANAMONを観たのですが、それで初めて聴いたんです、この曲。

ライブで見聞きすると、なんでもカッコよく見えちゃうんだよなあ。

 

1年ちょっと経って、改めてこの曲を聴いてみました。

「うん、かっこいい」最初は「歌詞<曲」派なので。

 

さて、歌詞に重点を置いて聴いてみようかなと思って聴きました。

 

 

これは引く。ドン引きのオンパレード。曲が進めば進むほど引く。

『ARIKANASHIKA』というアルバムに入っているのが皮肉なくらい。ナシ。

やはりタイトルに沿った「君のOOをXXしたいです」の歌詞に耳が行きます。

例えば、『君の足を舐めたいです』、初っ端からこれは引くでしょ。

『君のホクロたべたいです』、もうよく分からない。

そのあとがすごい。

『近くにいたいし声を聞きたいし話をしたい手をつなぎたい』うんわかる。

『目を見つめたいし髪を撫でたいし匂い嗅ぎたい接吻したい』際どいところあるけど…

『下着が見たいし裸を見たいし胸に触れたい言えない事までしたい気持ち』……。

いや、純粋にすごい。もう、引くのを通り越してすごい。すごい。真顔。

(個人的にここ、ハイハットクローズオープンでだんだんテンション上がる感じにしてるのも面白いと思うけど。演奏で勢いをつけるとは!最高に無駄遣い感、素敵。)

 

とりあえずその欲望はわかった、けど男性側、自意識過剰空回り120%。

だって相手の女の子、絶対興味ないでしょ、最後違う方向いちゃってるし。

にも関わらず、『君に潜む僕への愛 体で感じます』って。そんな。

 

つまりなんというか、男性の妄想と空回りと自意識過剰を詰めに詰めた歌詞だと思うわけです。

面白いです。

 

そんな引き気味で聴き進めると最後、

『これで何時か作品が出来たらバンドで歌えるかな

そして皆打ち明けよう 君の事が大好きです』

 

この『君の事が大好きです』。これは反則じゃないですか。最高だと思います。

今まで散々露骨にこう、自らの欲望を晒してきて、

最後にこんなに綺麗にまとめるなんて。惚れますね。

この『君の事が大好きです』を聴くためだけに何回だって聴けますもんこの曲。

 

 

ここまで考えて気付いた。ずるいんです。

この曲の8割以上は使って盛り込まれた男性の欲望が、

結局は『君の事が大好きです』のワンフレーズに集約されてしまうわけでしょ。

1曲を通してドン引きに次ぐドン引きに次ぐドン引きくらいまでした後、

この一言で舞い上がらせるわけでしょ。卑怯。ファッキン下心。

 

そう考えると、この歌詞を書いた藤森元生さんの観察眼というか男女の心情の掴み方、素晴らしいなと思います。

歌詞だけ見ていると男性の勝手な欲しか書いてないように見えるけれども、

それを『君の事が大好きです』の一言に集約することの意味。

男性と女性で恋愛的な「好き」という言葉の持つ意味に乖離があることをうまく利用したような歌詞で、本当にすごいと思います。大絶賛します。

 

 

ここでSAKANAMONについてちょっと紹介。

男性スリーピースバンドで、とても独特な世界観を持ったバンドです。

歌詞が面白いんです。漢字表記だったり、難解な言い回しだったり、

あまり例を見ないような歌詞を書きますね、藤森さん。

そして、世間一般から少しズレた世界観。

例えば『ぱらぱらり』という所謂「卒業ソング」があるのですが、

「学校生活をエンジョイできなかった人から見た卒業」を描いています。

こういった、わかる人にはわかる世界、そして矛盾しているようですが

「ひねくれた正直な歌詞」が魅力だと思います。

 

 


SAKANAMON - ぱらぱらり 【YouTube限定MUSIC VIDEO】

 

そして藤森元生のこれまた独特な声も◎

ちょっとだるそうな声と歌い方。それでいて力を込めて歌い上げても映える声。

演奏も3人とはいえとてもパワーがあります。それに3ピースなのもあって、結構同期とか取り入れていて音楽的にも面白いんですよ。『マジックアワー』とか。

それぞれSAKANAMON界の〇〇みたいな異名があるんですよね確か。

 

 

話を元に戻して…

この曲の中には「バンドを組んだら」とか「ギターが弾けたら」みたいな歌詞が出てきますが、

彼らがっつりバンドミュージックだしがっつりギターソロ弾いてるし、そういったギャップも面白い要素だと思います。

いや、本当に『ギターで弾けたらいいのにな』の直後がギターソロなのは笑う。

というか、歌詞にツッコミまくってここまできましたが、曲は疾走感のあるかっこいいロックなので、バンドとしてのかっこよさは十分に持ち合わせています。

割と最近(1年くらい前?)発売されたので『PLAYER PRAYER』という曲がありますが、

これは同じバンドが作った曲だとは思えないし思いたくないです。そのくらいかっこいい。

 


SAKANAMON - PLAYER PRAYER 【YouTube限定MUSIC VIDEO】

 

でもここで言っておきたい。藤森さんが歌うド変態ソングは最高。ヘタレソングも最高。勿論かっこいい歌詞も最高。つまり何やっても似合うバンドなんです。

ド変態ソングが似合うバンドってあんまりなくないですか?褒めてますよ私。

 

この曲の1番最後の歌詞『お願いです 僕と墓に入れ』で結局全部ぶち壊してるのもまた良いとすら思えてしまう、SAKANAMON THE WORLD!!

 

 

さて長々と書いてきました。今回は『君のOOをXXしたい』から読み解くSAKANAMONの良さと男女の心理についてでした。

 

 

こんな感じで音楽を聴いて考えたことなんかを書いていきたいと思います!

それではおやすみなさい!