私が選ぶ!2016年音楽総まとめ! No.01

告知通り、早速紹介していきます。

だいたい1回につき2つくらいのペースで!

 

 

それでは1つ目!

まずは景気よく!わっしょい!

 

 

MATSURI BAYASHI / KEYTALK

 


KEYTALK - 「MATSURI BAYASHI」 MUSIC VIDEO

 

 

盛り上がる曲を作らせたら今や右に出る者はいないのではとすら思わせるバンドがKEYTALK

しかしただ盛り上がって終わるのではなく、そこには楽曲の技術的な良さもしっかり組み込まれている。

特にこの曲ではBa.首藤義勝のスラップが心地よいスパイスになっている。

また、KEYTALKの特徴の1つであるツインボーカル。爽やかで軽やかな首藤義勝、重めで深みのある巨匠、それぞれの良さを活かした曲がここのところぐんと増えている。

誰もが体験したことのあるであろうお祭りの賑やかさ、ワクワク感を詰め込んだ1曲はフェス受けもバツグン。

各地のロックフェスに出演しているKEYTALKだが、私の観たロッキンではLAKE Stageのトリを務めた。

1年ぶりに観たKEYTALKは相変わらず楽しいステージを創り上げる達人だった。その実力は確かなものとなっていて、アーティストと観客が楽しみ合うと同時にしっかり魅せるステージを完璧に創り上げていた。

すごく大きいバンドになったと感じたし、これからがとても楽しみだとも思った。

『MONSTER DANCE』や『MABOROSHI SUMMER』といった、元よりある彼らの数々のライブ鉄板ソング。その中に加わるべき最強のライブソングがこの曲だ。

 

 

 

2曲目は少し毛色を変えて。

 

 

シーグラス/ストレイテナー

 


ストレイテナー「シーグラス」ミュージックビデオ(Dir:大久保拓朗)

 

夏の終わりの切なさが、これ程情景的に描かれた曲に初めて出会った気がする。

そう、この曲は「書かれた」というよりも「描かれた」という表現の方が適切なのではないかとすら思える。

その景色は歌詞だけでなく、音にも詰まっている。海のきらきらした輝き、ガラスの透明感、砂浜・貝殻の感触、夕日が照らすオレンジの浜辺、2つの黒い影…。

そういったワンシーンがありありと思い浮かび、切なさを呼び起こさせる。

短い夏の終わりの要素が約3分に凝縮された、紛うことなき名曲。

5月発売、『COLD DISC』収録。