私が選ぶ!2016年音楽総まとめ! No.03

いろいろ忙しくてだいぶ時間が空いてしまいました・・・。

学祭やらなんやらの準備で大忙しの日々を送っていました。

続き、行きたいと思います!

 

 

 

 

今年のジャパネクCDにも収録されていました、CDJにも出演するこのアーティスト!

 

 

スターダスト/イトヲカシ

 


イトヲカシ / スターダスト

 

 

Vo.伊東歌詞太郎とBass, Guitar&Key.宮田”レフティ”リョウによる2人組ユニット。

1度聴いたら忘れない、パワーのある歌声と「精密」という言葉がぴったりくるような美しい曲が特徴的だ。

『スターダスト』は流れ星の歌。

「流れ星に願いをかけたって何も変わらない。自分にしか未来は変えられない。」というメッセージが込められている。

曲と歌詞のマッチ感が素晴らしい。シンセやピアノ、ウインドチャイムは流れ星のキラキラを的確に表しているし、確固としたメッセージを持った歌詞と力強い歌声の相性もぴったりだ。

また歌詞中に「いとをかし」が出てくるのと、2番の「日本だし」で韻を踏んでいるのが良い。こういう言葉遊び的な歌詞に弱いもので…。

 

『スターダスト/宿り星』は彼らの記念すべきメジャーデビューシングル!

私は『堂々巡り』で彼らの曲を初めてきちんと聴いた。この曲は爽快感が癖になる1曲。歌詞太郎さんの声は前向きな曲との親和性が抜群に良い…!!是非!

 

 

 

今年大躍進を遂げたスリーピースバンドから。

 

 

戦争を知らない大人たち/My Hair is Bad

 


My Hair is Bad - 戦争を知らない大人たち (Official Video)

 

 

タイトルを見た時は「所謂社会派のアーティストか・・・」と思った。勿論そんなんじゃありません。

ごくごく一般人の春夏秋冬の情景を歌っている。出てくる単語のリアリティが面白い。「チェックつけた求人」とか「タイムカード」とか。

それにしても一体このタイトルは何なのか?と不思議に思いながら聴いていると後半、

「なにも感じない」

その一言に殴られるような衝撃を覚えた。

そう、この歌詞がこの曲のすべてと言っても過言ではないと思う。

『戦争を知らない大人たち』は歌というよりも語りに近いイメージだ。

だから、言葉の威力がストレートに伝わる。

「なにも感じない」のところは、矛盾しているようだが、

本当に「なにも感じない」んだと感じる歌い方で見事としか言いようがない。

 

すごいバンドがいるなあ・・・と思って他の曲を探したら、少々重ための恋愛ソングが多くて驚いた。

この『戦争を知らない大人たち』は特異な曲なのかと思ったが、

リアルな単語を使ってリアルな情景を描き出す、その観察眼はどちらにも共通しているように感じた。

スリーピースロックバンドの無限の可能性を感じるバンドだ。新アルバム『woman's』も注目!