JAPAN JAM 2017、2日目に行ってきた!

昨日、JAPAN JAMに行ってきました!

今までのJAPAN JAM BEACHとは違い、今年から蘇我スポーツ公園で行われることとなったJAPAN JAM!私は初めての参加でした。(母と行きました。)

行って、観て、感じたことを記しておこうと思います。

 

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まず「千葉市蘇我スポーツ公園」はJR蘇我駅から徒歩10分程のところにあります。行き帰りの道は結構混雑してました。電車は思ったよりもスムーズで、CDJとか、混みすぎててなかなか帰れない経験をした私はあまりのスムーズさに驚きました。

 

ステージは3つ、SUNSET STAGE、 SKY STAGE、LOTUS STAGEで、全てだいたい同じ大きさです。SUNSET STAGEとLOTUS STAGEは同じ時間進行で行われるので、両方をフルで観ることはできません。1組40分のアクトです。

まあフェスの詳しいことはこちらの公式HPで!

japanjam.jp

 

ここからは観たアーティストについて書きます。1日あたり18組の出演者の方がいるのですが、私は昨日11組観ました。ハイペースだった…。

(セトリは全て観たアーティストのみ記載してます) 

 

感覚ピエロ

『A-Han!!』から『拝啓、いつかの君へ』まで。LOTUS STAGE、1発目は熱いロックで今日1日絶対楽しくなるなと確信しました。

感エロを観たのは実は初めてでしたが、音源以上に良い演奏と良い声。鷲掴みにするのは「OPPAI」ではなく「リスナーの心」ですね、間違いなく。

盛り上がる曲で畳み掛け、皆大好き(?)な『O・P・P・A・I』で一緒に歌い騒いだあとの『拝啓、いつかの君へ』。いつもイヤホンの中で聴いていたこの曲をライブで聴けた感動は大きかったです。「あんたの正義は一体なんだ?」「あんたの正義に覚悟はあるのかい?」刺さりました。

 

Aqua Timez

実は私の母もとても楽しみにしていたAqua Timez。なかなか前の方で観てました。

1曲目『ALONES』からすごい盛り上がりよう。個人的に『Velonica』はテンション上がりましたね。ワンマンでもフェスでも何度か観ていますが、あんまり聴いたことがなかったので。迫力と重厚感が半端じゃない。

『決意の朝に』ではアウトロで「何か言おうと思ってたけど『フェスって最高』だなと思いました!」と太志さん。アクアはぶれないバンドだなあと。、お父さんのお墓参りの話から「今目の前にいる人を幸せにしたい」というメッセージを太志さんが伝え、『生きて』に繋げます。

「世代もジャンルも超えて」とゲストのブルエン田邊さんを加えた『虹』は、ステージ上の楽しそうな様子が観客フロアにも一瞬で伝わり、最高潮の盛り上がりを見せていました。ボーカル2人が飛んだり跳ねたりしながらステージ上を歩き回る姿、そして楽器隊の笑顔が眩しく、こちらにも笑顔が伝播する、素敵なライブでした!

最後は『等身大のラブソング』を合唱!過去現在問わぬ名曲と、JAPAN JAMならではのセッション、やっぱりライブは1度きりだからこそ行く価値があるなと実感しました。

ALONES Velonica 決意の朝に つぼみ 生きて 虹 等身大のラブソング

 

フジファブリック

今回は山内さんがサイケデリックな洋服を着ていた…!「暑い」「帽子かぶったり水飲んだりしてね」と何度も言っていました。

山内さんのゆるい感じとちょっと照れた「イェーイ」が可愛いフジファブリックですが、曲が始まればもうロックスター!

夏らしい曲が揃ったセトリでした。『Green Bird』はCDJでも聴いたのですがすごく好きで、また聴けて感無量でした。『若者のすべて』はしんみりしますよね。母もこれが聴きたかったと言っていました。「前に出たJAPAN JAMの頃はまだ体制が定まってなくて…」「ずっとフジファブリックは続けていくんで!」という言葉は、このバンドだからこそ響く部分があると思います。良いバンドです。

最後の『虹』は、会場に風船を付けた大きなアーチがあるんですけれど、その景色にぴったりだなと。爽やかな曲とアウトロの熱いソロ合戦。

7月に対バンライブを観に行くのですが、とても楽しみになりました!!

夜明けのBEAT SUPER!! カンヌの休日 Green Bird 若者のすべて LIFE 虹

 

androp

昼休憩直後に偶然『Sunny day』を見ることができました!andropを観るかポルカドットスティングレイを観るか、直前まで迷っていて、でもどっちも観たかったのでandropに立ち寄ってからポルカに行くという流れにしました。演奏技術が化け物です。そしてあの内澤さんがこういう曲を歌うというそのギャップにもやられますねえ。

 

ポルカドットスティングレイ

『ミドリ』から最後『エレクトリック・パブリック』まで。『人魚』も聴きたかった、またの機会に。

前評判でいろいろ聞いていたのですが、ライブはすごく良かったと思います。私は好きです。まず楽器陣が上手い。バランスも良いし、迫力もある。そして雫さんの歌も、かなり力が入っていて素敵でした!

よく「音源と声が全然違う」と聞きますが、個人的にはライブの方が上手いなあというか、好きだなあと思いながら聴いてました。新アルバム『大正義』と『骨抜きE.P.』なんかでもまた変わってきますけどね。っていうか、別にライブと音源が同じじゃなくても良いような気はします。どっちにもそれぞれの楽しみ方があると捉えれば…。(甘やかしすぎですかね)

そして、とにかく楽しそうだったのが印象的でした。『エレクトリック・パブリック』の『Yes.』も、初心者でもわかりやすく練習してくれて楽しめました◎

1つ気になったのはステージが大きすぎることですかね…。このフェス、3つのステージが全て同じ大きさのせいで、多分結構お客さんが入ってるはずなのにスカスカに見えてしまうのがなんかなあと思いました。しかもandropと同じ時間に始まって同じ時間に終わるんですよね。この辺は運営さん、どうにかならないのかなあ。普通のフェスならそれぞれキャパが違うから、例えばこういうポルカみたいな新しい若手のバンドだったらとりあえずお客さんとの距離が近めな、小さめのステージに出るじゃないですか。でそのキャパで成功したら翌年は次に大きいステージで…みたいに。そういうのがないので、すごく良い音楽を作っているバンドなのにこんなにガラガラ(に見えてしまう)のはあんまりだなとは感じました。

 

クリープハイプ

1曲目から『HE IS MINE』。この日は感エロで「OPPAI」コールしたり、クリープで「今度会ったら…」レスポンスしたり大忙しです。尾崎世界観のMCもかなり攻めてました。5月とは思えぬ陽気にぴったりな『ラブホテル』や『憂、燦々』、『エロ』など夏っぽいナンバーが続きます。新曲の『イト』はポップでカラフルな曲。とても良かったです!最後は『社会の窓』で「最高です」!

クリープはフェスでかなりの頻度で観ている気がします。声が枯れても叫ぶ尾崎世界観、上手下手なんて関係ない音楽の力を感じます。唯一無二なバンドだとつくづく思います。

HE IS MINE ラブホテル 憂、燦々 エロ 鬼 5% イト 社会の窓

 

パスピエ

正直、この日に観たバンドの中で最も勢いを感じたのがパスピエでした。ツアー中かつツアーファイナル直前だからというのもありますが、圧巻でしたね。

大胡田さんの美しさ、華やかさ、そして声の魅力…女性ボーカルはかくあるべし!と思いました。そして男性陣はお揃いの衣装にベルトの色がそれぞれ違って戦隊モノのよう。目立つところで前に出てくる三澤さんが非常にかっこよかったです。最後に観たCDJでは露崎さんが体調不良で出演できなかったので、よくなって本当に良かった。楽器陣の安定感が抜群のパスピエ。今までフェスで何度も拝見していますが、ダントツで1番響きました。最強!最高!

全体的に『&DNA』からの曲が中心でしたが、恒例のキラーチューン『とおりゃんせ』や『チャイナタウン』も健在。『ハイパーリアリスト』が良かったです。ギターがかっこいい。『永すぎた春』『つくり囃子』はどこか「和」を感じさせる、パスピエの世界観が堪能できるセトリでした。『メーデー』もパワフルで、5月にぴったりです。最後『トキノワ』で再会を誓います。

やっぱり良いバンドですね。パスピエ。女性ボーカルが個性という面で確立されるのって相当難しいらしいんですが、その点はクリア出来ていますし、独特な世界観も浸透している。さらに演奏も安定しているし曲のパターンも豊富。2017年もお体に気をつけて、良い音楽を聴けることを期待しております!!

スーパーカー とおりゃんせ ハイパーリアリスト 永すぎた春 つくり囃子 チャイナタウン メーデー トキノワ

 

 

 

(その2に続く…)