KATOKU / レキシ
レキシ - 「KATOKU」 Music Video (YouTube ver.)
驚きのMV。音楽の80'sっぽさもさることながら、MVまで再現するとは…さすが…!
もしよければ下の動画も観て行ってくださいませ!
Journey - Separate Ways (Worlds Apart)
個人的に「洋楽=80年代」という公式が出来上がっているくらいその頃の音楽が好きなので(ちなみに親の影響でJourneyが好きです)、邦楽でここまで寄せられるレキシこと池田さんは本当に素晴らしいアーティストだと思います。
それでいて、歌詞は歴史の世界。曲調は80’sの洋楽なのに歌詞が日本史というイリュージョンです。英語っぽく歌っているけど、「世襲制」ですからね!確かに英語っぽいけど!
今年はレキシの武道館ライブに行ったのですが、本当に楽しかったです。今まで行ったワンマンライブの中で、おそらくダントツ長時間のライブでした。3時間くらいやってた。
びっくりするほど自由で面白い方なのが伝わりましたし、観客ならびに一緒に演奏しているアーティストの方にもすごく愛されてるんだなあと思いました。
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カンヌの休日 / フジファブリック
フジファブリック 『カンヌの休日 feat. 山田孝之』(『山田孝之のカンヌ映画祭』OPテーマ)
フジファブリックの持つ、いい意味での「変態性」が表れた曲だなあと思います。
初めて聴いた時、「なんじゃこりゃ」と思いましたよ。歌詞の意味もよくわからないし、曲もすごく派手で。でもこの「変態性」がくせになる!山内総一郎のギターはやっぱり抜きん出ているなあと思うばかりです。
最後のサビの「Yeah」だけコーラスが上がってるのが面白いですよね。この部分が最後に不思議エッセンスを加えている気がします。
管理人の思い出話ですが、今年初めてフジファブリックのライブに行ったんですね。「フジフレンドパーク」のファイナル、Zepp Divercityでのハナレグミとのツーマンライブだったのですが、もう完全に撃ち抜かれました。しんみりと感傷的になるバラードから『カンヌの休日』のようなド派手なロックまで、楽しませていただきました…!山内さん、あんなえげつないギター弾きながら歌うんですねえ…参りました!また行きたくなる、すごく良いライブでしたよ!!
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TAKE MY HAND / 夜の本気ダンス
夜の本気ダンス "TAKE MY HAND" MUSIC VIDEO (YouTube version)
アルバム『INTELLIGENCE』が各所で高評価を受けている夜の本気ダンス、同アルバムから1曲を紹介します。
ボーカル米田さんの独特な声が物凄く生きた曲だと思います。語尾が急上昇するような歌い方、すごくかっこいい。
フェス受けしそう、聴いて踊りだしたくなる4つ打ちというだけでなく、どこかおしゃれで色っぽい。「夜ダンってこんな曲もあるんだ…」と度肝を抜かれた曲でした。
4つ打ちブームの中で生まれたバンドたち、それぞれ個性が表れてきて今とても良い流れがきていると思います。「全部似たような曲・バンド」なんかじゃない。これからが楽しみなバンドの1つです。
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TOGENKYO / フレデリック
フレデリック「TOGENKYO」Music Video
フレデリックも最近すごく良いですね!『オドループ』の時から独自性は強い方だと思っていましたが、さらに磨きがかかった気がします。音楽シーン、楽しみしかない。
繰り返しの歌詞かと思いきや「待って」と「舞って」で表記が異なっていたり、「わかってない」の後に「変わってない」がきたり…。歌詞が一見言葉遊びと思いきやきちんとメッセージを持っているところが面白いです。
そして少し「和」っぽいというか、歌謡曲っぽいマイナーなメロディーが良い。わかりやすいメロディーが繰り返されることで、1度聴いて耳に定着しやすい。そんなフレデリックの強みはこの曲でも健在です。
フレデリック、アコースティック編成での演奏も行っているんですね…!「ちょっと意外だな」と思ったのですが、聴いてみたら想像以上に相性が良くて驚きました!曲の旨味を引き出すのが上手なバンドです…脱帽!
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今回もアンケートコーナー、行きます!
①今年響いた曲やアルバム
②①のアーティスト名
③どんなところが響きましたか?好きなところ、良いところを教えてください。
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渚 / スピッツ
2017年、人生観が変わるほど辛いこと続きで「もう死ぬ…」って思ったとき、この曲が流れて少しだけ穏やかになれたから。
スピッツ / 渚
『インディゴ地平線』に収録されています。ちなみにベストに入っているのと『インディゴ地平線』に入ってるバージョンは若干違いますよね。
スピッツの曲は魔法の薬のようです。聴いた瞬間心が凪いで穏やかになれますよね。
『渚』はあまり輪郭を持たないぼんやりした淡い曲というイメージがあります。「スピッツらしい」なんて言葉でまとめたくはないですが、この空気感、世界観はスピッツならではのものだと思いますし、真似しようと思ってできるものではないです。発表から21年経ってもなお褪せない名曲として、聴かれ続けているのも納得ですし、今後も聴かれ続けて欲しい曲ですね。
辛い時、音楽は味方になってくれますよね。「音楽のおかげで…」というほど効力があるわけではなくても、音楽で少しでも痛みや苦しみが和らいだのであれば、良かったです。ふとしたタイミングで聴いた曲が自分の力になってくれる偶然は、運命だと思います。
(実は本日草野マサムネさんのお誕生日!おめでとうございます!)
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Ride on Wave / Yogee New Waves
メロディや曲の展開が気持ちいい感じがします。新生活が始まり、明るい音楽が聴きたいという気分にも合っていました。
いいですね!!Yogee New Wavesは聴いていると自然に体が揺れてしまうような、心地よい音楽を作りますよね。回答者さんのように、新生活を始める時にぴったりだと思います。肩の力を抜いてくれそうです。
「漂流」の「漂流感」がすごいですね。歌詞も音楽も、あたたかい南の島の風のようです。
ちなみに私は『WAVES』のアルバムの中では、月並みかもしれませんが『World is Mine』が好きです。あと少し前の曲ですが『Climax Night』はめちゃくちゃよく聴きます。
「Suchmosやnever young beachと近い系譜のバンド」と言ったらファンに怒られてしまいますかね。今それこそ「波に乗っている」音楽を奏でるバンドです。Suchmos、ネバヤン、Yogeeは、私の中で「シティポップ3大バンド」というイメージがあるくらい、今きているバンドだと思います。
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命にふさわしい / amazarashi
独特な歌詞とボーカル
NieR: Automata meets amazarashi 『命にふさわしい』Music Video
…このMV、すごすぎません…?終始絶句して観てしまいました。最後まで直視するのがすごく辛かったです。
amazarashiはダイレクトに生死を訴えるような曲が多くて、それゆえの重さがとても独特だと思います。秋田さんの声も感情を多分に含んでいて、心にのしかかるようでした。
心がなければ、辛いことも苦しいことも悲しいことも感じなくて済む。だけど、楽しいことや嬉しいこと、幸せなことを感じられるのも心があるから。生きる中で幾度となく繰り返すであろう心の葛藤を描いた、素晴らしい音楽だと思います。
回答者さん、私へのメッセージとして「ぜひamazarashi聞いてみてください!!」と書いてくださりました。ありがとうございます。実は私何度か聴いたことはあります。ただ、その時は生死の「死」の部分のメッセージを強く受け取ってしまい、その重さに押し潰されそうになってしまってですね…それ以来敬遠している節がありました。しばらく経った今聴いてみると、「生きる希望」にもスポットライトが当たっていたんだなあと気付き、人を救う音楽を奏でる人たちなんだと素直に思えました。良い音楽に出会えました。ありがとうございました!