音楽の力 〜療養中に聴いていた音楽に感謝を〜

本日6月9日はロックの日!!

MステでのKEYTALKとTHE ORAL CIGARETTESのVSパフォーマンスも素晴らしかったですね!!

 

 

長らく更新が滞ってしまいました。実は私、5月末くらいから体調を崩しておりまして、急患で大きい病院に運ばれたり、心療内科で様々な検査をしたりとなかなか大変な生活を送っておりました。

 

そんな中でもやはり音楽に助けられて生きてられたと思います。

体調の悪い時は優しい歌を聴きたくなって、BUMP、スピッツ、Apua Timez、星野源小田和正と、自分の原点とも言えるような大切な音楽を聴き続けていました。というか、聴かなきゃやってられなかった。

 

初めに体調を崩した時はちょうどケーブルテレビで小田和正さんのライブ番組をやっていて、それを見ているだけで体が楽になるような気がしました。小田和正さんは、私の母親がすごく好きなアーティストなんです。オフコース解散ライブも参加したらしく、今でもよく話を聞かせてくれます。私と同年代の人はなかなか知らないかな?

『キラキラ』、『愛を止めないで』、『Yes-No』などなど、往年の名曲が並ぶライブを横になりながら見ていました。幸せでした。今死んでもいいかもと思いました。良くないですね全然。

 

呼吸がうまくできなくてなかなか寝られない夜は、ずっと星野源の『いのちの車窓から』を読んでいましたし、星野源の曲も聴いていました。大袈裟かもしれないけど、本当に瀕死状態だったので、「いのち」を歌う星野源の言葉に、音楽に、力をもらいました。どんなに苦しくても、彼の紡いだひとつひとつの言葉、音が体に染み込むと、自然に息ができる気がしました。ありがとう、源ちゃん。

 

私事ですが6月1日が誕生日で、その時にはBUMPしか聴けなかったです。精神的に。『HAPPY』から始まり(多分BUMPファンの方は多くの方が誕生日には聴く曲だと思います)、昔の曲から最新の『リボン』まで、とにかく聴き続けてました。『arrows』が沁みた。BUMPに大丈夫だって言ってもらえてる気がして、ああ自分の帰ってくる場所がちゃんとあるんだって感じました。

ハチクロの最後の巻で、はぐみちゃんが「修ちゃんはきっと私の雨だ」(※修ちゃんは先生でありはぐみの親戚)って言うシーンがあるんだけど、私にとっての雨はBUMPです。優しく癒してくれる。

 

「辛い時 辛いと言えたら いいのにな」

10年以上聴いているけれど、この歌詞がここまで心に刺さったことはなかった。

私はストレスを溜め込みやすい人間で、それが爆発してしまう危険があるとのこと。今回もおそらくその一歩手前で体に変調をきたしたみたいです。自分の気付かないところで相当なストレスと戦ってたんだなあ。

いつだって聴き役が定着してしまうので、自分が本当に辛い時「辛い」ということができなかったんです。本当は強くなんかないのに、強くいることを自分に課していたんだなあと気付きました。

「寄りかかってもいいんだよ その二本の足で ここまで歩いてきたんだから」

「こらえ切れるようになってしまって 悲しいのに泣けなかった

僕ずっと 僕ずっと 泣きたかったんだなぁ」

『ヒナユメ』や『MASK』にも助けられました。

 

昨日検査結果が出て、異常がないとわかり、再び歩き出そうと思った時に聴いていたのが『スピカ』や『正夢』でした。

「幸せは途切れながらも続くのです」

たまには転んだって、休んだって大丈夫。

「ずっとまともじゃないってわかってる」

昨日友達に「いや、まともではないよ」って言われたのでハッとしました。私、全然まともじゃないんだ。そう思ったらすごく楽になれました。

 

本当はもっともっといろんな曲を聴いてます。本当は、出会った1曲1曲にありがとうを言いたいくらい、音楽に助けられています。

音楽があって、本当に良かった。私にとって、音楽は何よりも良薬です。