私が選ぶ!2017年音楽総まとめ! No.9

 

ピースサイン / 米津玄師

 

 


米津玄師 MV「ピースサイン」Kenshi Yonezu / Peace Sign

 

本日武道館公演を行っている米津玄師。今年は『打上花火』然り、『砂の惑星』然り、様々な名義や場で大活躍でした。

アルバム『BOOTLEG』は名曲揃いで、大ヒットも納得の傑作です。アルバムを1枚出すごとに劇的な進化と人気を獲得していますよね。この『ピースサイン』はアニメ『僕のヒーローアカデミア』のテーマソング。

BOOTLEG』に収録されている曲を見ていると、タイアップも増え、いよいよ大きなアーティストになったのだなあと思います。とはいえ、元々ボカロPだったことも関係しているのか、彩り豊かな音色を用いた曲、かつ「米津節」とも言えるような特徴的なリズム・メロディーラインは変わりません。

ピースサイン』は最も「バンドらしい」曲だという印象で、私も大好きな曲です。アニメのテーマらしい疾走感と力強さ。意外と今までここまでバンドサウンドに振れている曲ってなかった気がします。新たな一面を見たような気がして、それがサビの歌詞とも合っているなと思います。どこまでも新しい音楽を切り開いて行って欲しいです。

 

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バタフライ・エフェクト / Base Ball Bear

 

これは公式動画がないので音源の紹介ができませんが、ストリーミングサービス等にはおそらくあると思うので、ぜひ聴いてみてください!

『光源』に収録されている曲です。この『光源』というアルバム、すごく良いです。

『すべては君のせいで』(こちらはMVがあります)という、きらきらした熱っぽい、良い意味で「ベボベらしくない」曲から始まるアルバムです。その2曲目がこちら。

バタフライ・エフェクト」というのは力学の用語で、少しのずれが加わると、加わらなかった場合と比べて、時間の経過と共に大きな変化が生じることです。

…なんだか難しい言葉のような気もしますが、歌詞を読んでいただければわかる。数え切れないほどの選択肢を乗り越えた先の今、そして未来。切り捨ててきた選択肢の先にも世界はあって、時には「違う選択肢を選んでいれば…」と思うこともある。それでも、今までの選択肢で作られた現状がまた未来を作っていく。

3人体制になったベボベ、それでもこれほどまでに力強い曲を放っています。「ベボベ=青春」という図式があるけれど、この「選択肢」という曲の軸と「青春」というテーマの親和性は非常に強いなと思います。そして「時間」。この3つが連鎖して新たな「ベボベ」を形成している。そんな印象を受ける曲です。

 

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BLACK MEMORY / THE ORAL CIGARETTES

 

 


<映画「亜人」主題歌>THE ORAL CIGARETTES「BLACK MEMORY」Music Video

 

所謂「ONAKAMA」(フォーリミ、ブルエン、オーラル)、似たり寄ったりなイメージを持っていましたが、この1年で見事にそれぞれ大きく羽ばたいた気がします。どれも素晴らしいバンドになった…!

オーラルは2017年に武道館公演を行いました。フェスでも1番大きいステージに出ることも増え、「大きくなったなあ…!」と思わざるを得ません。

オーラルは山中さんの声が特徴的で、渋い。「高くて軽い」声が多い今のバンド界隈では珍しい声だと思います。バンドサウンドもどこか重みがあります。この曲も観客と歌ったり騒いだりできる「フェス的」な要素を持ちつつも、それだけに収斂させることはせず、ずっしりとした濃厚さを残します。そのバランスが本当に見事。

曲だけではなく、その重厚さは歌詞やタイトルにも表れています。衣装やMVのイメージのせいだと思いますが、黒が似合うバンド故に、この曲のインパクトはとても大きかったです。

 

 

私が選ぶ!2017年音楽総まとめ! No.8

さてさて、そろそろ再開します!

 

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千% / KICK THE CAN CREW

 

 


KICK THE CAN CREW「千%」MUSIC VIDEO

 

2017年、再始動したKICK THE CAN CREW。14年ぶりのアルバム『KICK!』を発表しました。間違いなく昨年の音楽シーンを震撼させたビッグニュースだと思います。

私も、彼らが活動していた頃を覚えていないのですが、「すごい人たち」だということはわかります。かつて『マルシェ』で紅白歌合戦に出場した経験があるとのこと。ヒップホップやラップを軸に据えた音楽をやる人が、10年以上前の紅白に出ているという事実に驚きます。

そんな、伝説のグループが帰ってきた。こんな嬉しいことってあります?最近再結成、再始動のニュースが多いですが、イエモン、ハイスタと並んで嬉しいニュースです。

Creepy Nutsを紹介した時にも書きましたが、私は結構ラップを取り入れた音楽が好きなんです。こういうアーティストが今の音楽シーンでどんな音楽を作るのか、また、フェスやライブの場でどんなステージを見せてくれるのか、とても期待しています!

『千%』はそんなKICK THE CAN CREWの新たな決意を表明するような力強い曲。他の曲の歌詞が散りばめられているのもすごく面白くて、「元はどの曲に入っていたんだっけ?」と過去の曲を聴き漁る→どんどん他の曲を聴いて知って好きになるという、素晴らしい音楽体験ができます。

KREVAさんの作るトラックの中毒性が凄いので何度聴いても飽きず、3人の言葉の運び方もこの上なく洗練されているので何度も同じところで感動を味わえるという、最高のトラックです!爽やかな曲の中に熱さが込められていて、「やってやろう!」という強気な気分にさせてくれる1曲です。

 

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君はロックを聴かない / あいみょん

 

 


あいみょん - 君はロックを聴かない 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 

女性シンガーソングライター、あいみょんの飾り気のない真っ直ぐなナンバー。

素朴なアコースティックギターとあいみょんの持つ力強い声が映える、まさに「シンプルイズベスト」な曲です。

私はスペースシャワーのPOWERPUSHで聴いた時に惹かれました。あまり女性シンガーの曲を聴かないのですが、あいみょんの声は熱っぽくて好きだなと思いました。あとは1度聴いたら忘れないメロディーラインが良かった。「ロックを聴かない君に、ロックを聴いていろんなことを乗り越えてきた自分を知ってほしい」という歌詞なのですが、自分とシンクロする部分があったのも惹かれたポイントだと思います。

男性目線の曲なのですが、不思議と違和感は全くなく、寧ろ自然でとても歯切れが良い。きっと言葉の選び方が上手いんだろうなと思います。

久々にPOWERPUSHでこんなに惹かれる曲と出会いました!

 

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ロザーナ / THE YELLOW MONKEY

 

 


ロザーナ / THE YELLOW MONKEY

 

まず、MVが、すごく良い。

メンバーが楽曲制作をしている様子で構成されたこのMVは、きっとイエモンの大ファンには堪らないものだと思います。一昨年再始動したバンドが、こうやって仲良さげに曲を作っている様子を見ることができるのはすごく嬉しいことですよね。

軸として使われている曲中のコードはおそらくそれほど複雑ではないのですが、これがまさに「軸」でしかない。これを中心に驚くくらい多様なバリエーションのメロディーやリフ、ドラムのフィルが散りばめられています。5分弱の曲なのに、アイディアの宝庫。バンドをやっている人、ギターロックが好きな人にとって、まるで宝箱のような曲だと思います。ちなみに私はサビ前のドラムのフィルが大好きです。ピアノがキラキラ感を出すためというよりは重厚感を出すために使われているのも「そうきたか!」と思わざるを得ません。すごいなあイエモン…。音楽に年齢は関係なくて、まだまだ新しい発想・新しい音楽を見せてくれるんだと思うとワクワクします。

 

 

 

あけましておめでとうございます!

こんばんは!管理人の真珠丸です。

 

あけましておめでとうございます!

 

2017年も大変お世話になりました。たくさんの方に見ていただけるようなブログになり、私も嬉しく思っております。

特に昨年執筆した、私流の同期音源の作り方を解説した記事は、非常に多くの方に見ていただくことができているようで、非常にありがたいなと思います。

 

soundsgood.hatenadiary.jp

 

また、ただいま、2017年音楽総まとめの記事を連載しております。年内に完結させることができませんでしたが、最後まで書き切る所存ですので、どうぞお付き合いくださいませ!

総まとめが終わったら、年末に行ってきましたCOUNTDOWN JAPAN 17/18の感想も書いていく予定です。そちらもぜひご覧ください!

 

また、こちらは軽い宣伝ですが、ブログのプロフィール欄の私の情報も新たに追加しました。ブログの紹介や、私がどんな人間なのかを軽く説明した内容になっております。また、管理人とコンタクトを取れるアドレスも公開しておりますので、何かありましたらそちらにご連絡お願いいたします。

 

それでは、2018年も『Sounds Good!!』をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

                             管理人 真珠丸

私が選ぶ!2017年音楽総まとめ! 番外編

iPhoneから失礼します!

 

先日開始した総まとめですが…

実は管理人が28日より!年末のロックの祭典!

COUNTDOWN JAPAN 17/18

に行っており、絶賛投稿が滞っております…。

今年は年を跨いで完結させることになりますが、絶対にきちんと完結させるので少々お待ちください…!

 

今回は番外編として、本日3日目を迎えるCDJのお話でも…。

 

f:id:shinjumaru:20171230002341j:image

 

幕張メッセで毎年4日間にわたって行われるこのCOUNTDOWN JAPANは、5つのステージに分かれており、 1日あたり 約40のアーティストが出演します。

屋内のフェスであるため気温調節が楽かつ移動距離が野外に比べて短く済むので、フェスやライブに行ったことないけど行ってみたい!という方には私が必ずお勧めするフェスです。過ごしやすさがNo.1!

今年を総括するようなライブをするアーティストが多い印象です。今日も「今年はメジャーデビューさせていただき…」ってMCを1日で3回は聞きました。出演者の方も今年を振り返った話をして下さいます。

 

昨日今日と回ってみて、気付く部分がたくさんあったので、またそれはおいおい書いていこうと思います。良いことも悪いことも。

ただ、音楽って本当に最高だなと。それだけはどこで誰を観ても思います。音楽が好きで良かった。

 

さあ私は明日、というかもう今日ですね、今日に備えて寝ます!私、今年は4日間通しという、初の試みをしております。というのも、ずっとフェスの全通しをしてみたいと思っていたのですが、なかなか難しく、大学4年の今を逃したらもうできないと思ったので、無理矢理でも夢を叶えようと通すことにしました。

今のところ、本当に最高…!良い音楽締めができそうです◎

 

 

私が選ぶ!2017年音楽総まとめ! No.7

クリスマス、終了!ということで、早速お正月モードです!

余談ですが私は昨日青の洞窟に行って参りました!綺麗に撮れた写真をぜひ!

 

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ということで、今日も音楽を紹介していきましょう!

 

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視界良好 / スカート

 

 


スカート / 視界良好【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

 

スカートは澤部渡さんのソロ活動のバンドです。スピッツの『みなと』で口笛とタンバリンを担当されていた方といえば伝わる人には伝わるでしょうか?先日の「新木場サンセット」にも出演されていましたね。

さて、この曲、イントロのコードの気持ち良さに惹かれてついつい最後まで聴いてしまいます。

どメジャーなコードではないのですが、どこか哀愁感の漂うような懐かしいような、それでいてシンプルなイントロ。この曲の魅力で一番お伝えしたいのはそこです。超絶ギターソロよりも、シンプルで耳に馴染むコードでリスナーの耳を掴むのは難しいことだと思います。そういう曲に久々に出会った気がします。

ほのかに明るく未来を照らしてくれるような、温もりのある曲です。『視界良好』というタイトルもなんとなくわかるなあ。「前途洋々」とまではいかないけれど、なんとなく未来を信じたくなる瞬間が確かにあって、それは進んでいる時とは限らず、立ち止まっている時であることもある。『視界良好』。いいタイトルだとしみじみ思います。

 

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N.E.O. / CHAI

 

 


CHAI『N.E.O.』Official Music Video

 

……このバンド、本当にすごいと思うんですよね。

CHAIは4人組女性ロックバンド。彼女たちのすごいところはそのポリシー。

「コンプレックスはアートなり。」

誰しも持っているコンプレックス、できれば隠したいと思ってしまいますが、そのコンプレックスこそ個性であり、尊重されるべきだと。コンプレックスがあるから人は皆違うんだと。

本当にその通りだと思いますし、頭ではきっと誰もが理解できます。でもそれを歌われたところで、だいたい歌手やアイドルなんて皆可愛くて、全然説得力ないな…と思ってしまうのも事実です。「誰もが認める可愛さ」に支配されていますよね、SNSの自撮りがどうこう、インスタが、加工写真が…といった話なんてまさにその風潮を表しています。

でも、それって、息苦しいのも事実で。そんな「可愛い」のあり方に一石を投じ、「NEOかわいい」を掲げるのがCHAIです。女子の味方じゃないですか??

この『N.E.O.』はそんなCHAIの1st.アルバム『PINK』に収録されています。まさに彼女たちのポリシーを宣言するような曲だと思います。「コンプレックスはアートなり。」若い女の子たちがこんな歌を作るなんて、その感性と勇気には励まされ、元気付けられるばかりです。

 

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ヒットチャートをねらえ / ONIGAWARA

 

 


ONIGAWARA「ヒットチャートをねらえ!」MUSIC VIDEO

 

ポップで楽しい曲です。聴いていて自然に体が揺れてしまいます。

ベースはハマ・オカモト。めちゃくちゃいいベースです。めちゃくちゃめちゃくちゃかっこいい。

こういう底抜けに明るくて楽しい曲は「今が一番楽しい」という歌詞とすごく相性が良いなと聴く度に思います。歌詞と曲がそれぞれ持つ空気感がぴったり重なっている感覚。

星野源の『Week End』が好きな人は多分好きだと思います。

聴く前は「ヒットチャート批判」的な曲なのかと思ってましたが、全然そういう曲ではありませんでした。でも「ヒットチャートを蹴飛ばして」って歌詞はどういう意味なんだろうなと思ってます。こういう曲、もっと聴かれて欲しいなと思います。ぜひヒットチャートに入って欲しいです。

 

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アンケートコーナー行きます!

 

①今年響いた曲やアルバム

②①のアーティスト名

③どんなところが響きましたか?好きなところ、良いところを教えてください。

 

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リッケンバッカー / リーガルリリ

 とてもとても素朴で素直な歌。刺さる歌詞。誰のどの曲に似ているとか、○○っぽいなぁ、とか全く感じなかったのに驚いた。

 


『リッケンバッカー』MV - リーガルリリー

 

聴いてまず驚いたのは、歌詞の独特さ、というか言葉の選び方。凄まじく良い意味でぶっ飛んだ感性で、どうやったら「地球の骨の形」なんて表現が思い浮かぶんだと唖然としてしまいました。

たかはしほのかさん(Vo.&Gt.)が音楽雑誌各誌や様々なバンドマンから賞賛されているも納得しました…すごいわこの歌詞。

回答者の方の言う通りで、本当に素朴な曲。飾りなんてなくて、無垢だからこそこの歌詞が生かされているのかもしれないなと思いました。声も素朴なのに「おんがくも人をころす。」なんて歌う、そのギャップにより一層グサリとくる。

「おんがくよ、人を生かせ」「ニセモノのロックンロールさ。 ぼくだけのロックンロールさ。」最後の歌詞がすごく良くて、音楽の持つ希望を歌っている姿に意志の強さを感じます。「ぼくだけのロックンロールさ。」は「ロックの基準なんて様々だから、自分の信念に沿ったロックを奏でる」という意味なのかなあと邪推したり。私はそんな風に受け取りました。

私も「これ、〇〇に似てるな」と思わなかったです。そもそも曲の構成もそれほどはっきりしていないというか、テンポも変わるし、イントロの印象からだいぶずれた着地点に連れて行ってくれたような気がします。こういう曲、すごく面白いし、多分やろうと思ってできるものではないんじゃないかなと思います。若手バンドで、こんなに良いバンドがいるということが嬉しいですね!

 

 

 

 

 

私が選ぶ!2017年音楽総まとめ! No.6

世間はクリスマス一色ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

私は家で大掃除をしておりました。本当のクリスマスは明日ですからね!

 

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LA PA PARADISE / BRADIO

 

 


BRADIO-LA PA PARADISE(OFFICIAL VIDEO)

 

BRADIOメジャー1st.シングルです。

古き良きダンスミュージックを彷彿させます。ファルセットがとても美しく、管楽器もいい味を出しています。なんとなくディスコミュージックの巨匠、Earth, Wind & Fireを思わせる曲です。

耳馴染みの良いギターにうねるベースライン、一定でノリやすいドラム…インディーズ時代から変わらずファンクを中心に据えた音楽を続けているバンドだからこそのこの心地よいグルーブ感なのだと思います。

MV、合成感が凄いのがまた良いですね。そしてバンドがとても絵になる。今80-90年代くらいの「バブル時代」の音楽がまた興隆しつつありますよね。そんな時代の流れにフィットしたバンドだと思います!

クリスマスだから楽しい曲をと、数ある候補曲の中から選びました!

 

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The Gift / Hi-STANDARD

 

 


Hi-STANDARD -The Gift(OFFICIAL VIDEO)

 

去年CDが突如発売され話題になるまで、私ハイスタを全然知らなかったし、メロコアも全然聴いてこなかったのですが、やっぱりこう自分の好きなアーティストが尊敬していると言っていると聴きたくなるじゃないですか。

それでスペシャM-ONでハイスタが流れていると気になるようになりました。奇をてらったことを何もしていない、純度100%のロック。すごくかっこいいです。短い曲ですが、迫力と起承転結がある。ラスサビ前の一旦曲が止まる部分がすごく好きです。

この曲の入った『THE GIFT』は18年ぶりのアルバム。18年ぶりって…すごくないですか…?1999年ぶりってこと…?私4歳ですよ…?

あんまり説明できる曲ではないし言葉で飾るのも何か違う気がするので、聴いてそのかっこよさを感じてください!

 

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メジャーデビュー指南 / Creepy Nuts

 

 


Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) / メジャーデビュー指南【MV】

 

実は私結構ラップが好きで、韻を綺麗に踏んでいるのを聴くと興奮するんですよね。ちょっと前から流行っている「フリースタイルダンジョン」というものがありますが、その中でも凄まじい実力を持ったラッパーとして知られるR-指定さんのユニット、Creepy Nutsの曲をご紹介します!

メジャーデビュー作として発売された『高校デビュー、大学デビュー、全部失敗したけどメジャーデビュー。』の1曲目に収録されているのがこの曲。地元の知り合いに「メジャーアーティストになる上でのアドバイスを受ける」というストーリーで展開されています。このシチュエーションが既に面白い。トラックもちょっと古めかしい感じが良いです。

会話形式で進んでいくのですが、その中でも要所要所で見事に韻が踏まれていて「おおっ…!すげえ…!」と関心してしまいます。

そしてメジャーシーンへの様々の思いや偏見が交錯しているのが面白い。これはラップという音楽の形態でしか表せないと思います。隠し針が曲のありとあらゆるところに仕掛けられているような感覚です。メジャーといっても景気良くないとか、「どの女優と不倫すんねん」という歌詞、「有名人なら誰でもいい」というにわか一般人の考え方などなど…。耳が痛くなるような言葉が並べられています。サビの音楽が比べられるべきものではないという歌詞は非常に深いと思いますし、よく言い切ったと思いました。

ラスサビの前のラップは「そう!これ!!」と思わずにはいられない、本当にイケてる

ラップです。これ。ラップ好きな方もそうでない方も鳥肌モノだと思います。

 

…今YouTubeのコメ欄見てて初めて知って衝撃受けたんですけど、

ったふりしろ一見さん RとDJ松永見参

良い感じめちゃ良い感じ これが般人のHIPHOP SH* T 

ピーク過ぎたら使い捨て 褻な歌は歌いづれえ でもNut握りしめいざ出陣

S級素人 In the building

の中に『Creepy Nuts』が隠れてるってすごくないですか…??気付いた方もすごい…!こういう遊び心はこういうヒップホップやラップミュージックだからこそできる部分もあります。今まで紹介してきた曲とちょっと系統は異なりますが、ぜひ聴いてみて下さい!!!

 

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今日はアンケートお休みします!良いクリスマスを!

 

 

 

 

 

 

 

私が選ぶ!2017年音楽総まとめ! No.5

 

エレクトリック・パブリック

/ ポルカドットスティングレイ

 

 


ポルカドットスティングレイ「エレクトリック・パブリック」MV

 

今年メジャーデビューを果たした、福岡発のロックバンド。

昨年『骨抜きE.P.』が話題になり、2017年は1st.ミニアルバム『大正義』、11月にはメジャーデビュー作となるフルアルバム『全知全能』をリリースしたポルカドットスティングレイ。この曲は今年発売された両方に収録されています。

今年に入ってからフェスへの出演もかなり多くなりました。

ウィスパーボイスと力強さ、両方の歌声を持つ雫さんの声が魅力的です。演奏も上手いし、正統派のギターロックバンドです。意外と他に似たようなバンドがいない。聴いた瞬間にバンド名が浮かびます。

どうしても雫さんに目がいきますが、エジマさんのギターは素晴らしいです。正面切って実力で勝負しているような、すごく味のある、そして楽曲や雫さんの歌を引き立てるギターを弾いている印象があります。

この曲は聴いていて歌詞と音楽がとてもマッチしている曲だなと思いました。歌詞も曲もリズム感がすごく良くて、聴いていて楽しく、心地良いんです。

ポルカドットスティングレイは、1度ライブで観てみるべきバンドだと思います。雫さんの声がライブではどう聴こえるのか、演奏陣の巧さなど、私はJAPAN JAMで観た時に正直驚きました。期待の遥か上でした。

 

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鴨川等間隔 / 岡崎体育

 

 


岡崎体育 - 鴨川等間隔 【MUSIC VIDEO】

 

2017年(に限らず)、最も音楽業界を振り回している人の1人だと思います。岡崎体育

本当に2017年、頑張ったアーティストだと思う。拍手を送りたいです。

メジャー2nd.アルバム『XXL』の発売にあたり、彼は目標を2つ掲げていました。

オリコン週間チャート6位以内に入る」「10万枚売る」

2つ目の目標は、まだ継続しています。1つ目の目標については、「週間2位」という素晴らしい成績で達成しました。

地上波に積極的に出たり(Mステであんなに挑戦的なライブをするのは岡崎体育くらいだと思います。)、自らTwitterで発信し宣伝したり、とにかくセルフプロデュースが上手いんです。SNSを多用し、今の時代に合った宣伝の仕方をしています。エゴサーチをかけて「買うか買わないか微妙なラインにいる人」に片っ端からいいねしたり、SNSで拡散されそうな話題性を持った曲・MVを作ったり。SNSで感じる近さ故に、またさらに応援したくなってしまうんです。岡崎体育の「商才」は「天才」だと思います。

今年岡崎体育の曲は所謂「バズ」続きでした。メロコアのイケてる曲かと思いきやサビで裏切られる『感情のピクセル、日本語をあたかも英語のように発音し歌う『Natural Lips』。この2曲はもう、めちゃくちゃバズりました。Twitterのトレンドで1位を取るくらい。その一方で、同じく『XXL』に収録されたバラード『式』も100万回再生をゆうに超えています。ただバズるだけ・一過性の話題を生み出すだけでなく、きちんと音楽の幅もファンの幅も広げ、増やしています。

今回私が個人的に選んだのは『鴨川等間隔』という曲で、「散々他の曲を紹介してきてなんでまたこれ?」と思われるかもしれません。この『鴨川等間隔』は『XXL』には収録されていますが、作られたのはもっと前です。MVもずっと昔に撮られたものですし『XXL』とこのMVの音源は少し異なります。今の方が洗練されています。

でも、この曲を『XXL』に入れた彼の決断、私は本当に素晴らしいと思います。本人も言っています、「メジャー2枚目という勝負のアルバムを、最高のものにしたかった」。今後もっと売れるかどうかはわからないけれど、この1枚を1番いいものにしたい。

『鴨川等間隔』は、ちょっとゆったりしたミドルテンポの曲です。彼の地元京都の景色や生活を歌ったもの…と言えば聞こえがいいですが、「河川敷に座るカップルを蹴り落としたい」とかそんな感じ…なんとも岡崎体育。…「生活感溢れた歌詞」と言えば良いですかね。とにかく曲はものすごく良いのでぜひ聴いてみて下さい!!(でもこのちぐはぐさが魅力な気もします。)

岡崎体育にとって、この曲はすごく大切な曲なんだと思います。(多分ファンからも人気のある曲だと思います。)それで、メジャーアルバムにはまだ入れていなかったこの曲を、敢えて、『XXL』に入れたんです。良い曲だから、最高のアルバムにふさわしいと。

「『鴨川等間隔』が大切な曲」だということ、それはライブを観に行った時にも感じました。アンコールの曲だったのですが、その前のMCで彼はこう口にしました。

「最後、6分間、歌います!俺全然歌うまくないけど、最後、歌います!」

Mステでも散々口パクをネタにしているし、アルバム1曲目の『XXL』で「さいたまスーパーアリーナで口パクやってやる」と宣言しているあの岡崎体育が、歌った。それまで笑い通しのライブでしたが、じんときました。ちゃんと歌ってました。

『XXL』というアルバム自体ものすごく良いアルバムで、多くの人に受け入れられる要素、バズる要素があったのは事実ですし、セルフプロデュース能力や話題作りの点も含めて岡崎体育というアーティストは素晴らしい力を持っていると思います。でも、真摯に音楽に向き合う姿勢があってこそだということを伝えたい。本当に応援したいアーティストです。

 

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岡崎体育について語りすぎたので今日はもうアンケートコーナー行っちゃいますね!

今日はずーっとスペースシャワーのスピッツDAY(スピッツ特番8時間)を見ていたので、スピッツについての回答を取り上げます!

 

①今年響いた曲やアルバム

②①のアーティスト名

③どんなところが響きましたか?好きなところ、良いところを教えてください。

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若葉 / スピッツ

 メロディーも歌詞もすべてにおいて心に響きます。歌いながら涙が出てくるほど。

 


スピッツ / 若葉

 

『とげまる』に収録されている名曲。余談ですが『とげまる』は全部名曲です。『若葉』は一般的な括りで言えば「卒業や別れの歌」の区分ですかね…。

アコースティックギターの旋律の美しさと素朴さが胸を打ちます。1番は音数が少なくて、草野さんのやわらかい声が際立ちます。どこまでも優しさに包まれた曲です。

スピッツの歌詞は非常に独特で、どこまで意味があるのか、どういう意味なのか、なかなか掴めないことが多々あります。そんな言葉が並んだ中に、突然ハッと我に返るような、ぐさりと刺さる言葉があるんです。

「暖めるための火を絶やさないように 大事なものまで燃やすところだった」

個人的にはこういう歌詞が刺さります。あと、

「泣きたいほど懐しいけど ひとまずカギをかけて

少しでも近くよ バカげた夢に

今君の知らない道を歩き始める」

という最後の歌詞。同じアルバムに入っている『君は太陽』の「理想の世界じゃないけど 大丈夫そうなんで」と同率で私が最も大切にしている歌詞です。泣きたくなりますよね、こういう歌詞。卒業とか別れの曲だけど、ただそれを歌うのではなく、前を向こうとする姿勢、でもそれすらもなんとなくひねくれていて人間味が溢れている。そういうところが琴線に触れるのだと思います。

私はこの曲が発表された時中学生で、もう既にスピッツが好きだったのですが、正直「良い曲。優しくてあったかい曲。」程度の感想しか持っていませんでした。いろんな人と出会い、別れ、歳を重ねてこそ沁みる曲なんでしょうね。今では大好きな1曲です。