クリスマス、終了!ということで、早速お正月モードです!
余談ですが私は昨日青の洞窟に行って参りました!綺麗に撮れた写真をぜひ!
ということで、今日も音楽を紹介していきましょう!
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視界良好 / スカート
スカート / 視界良好【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
スカートは澤部渡さんのソロ活動のバンドです。スピッツの『みなと』で口笛とタンバリンを担当されていた方といえば伝わる人には伝わるでしょうか?先日の「新木場サンセット」にも出演されていましたね。
さて、この曲、イントロのコードの気持ち良さに惹かれてついつい最後まで聴いてしまいます。
どメジャーなコードではないのですが、どこか哀愁感の漂うような懐かしいような、それでいてシンプルなイントロ。この曲の魅力で一番お伝えしたいのはそこです。超絶ギターソロよりも、シンプルで耳に馴染むコードでリスナーの耳を掴むのは難しいことだと思います。そういう曲に久々に出会った気がします。
ほのかに明るく未来を照らしてくれるような、温もりのある曲です。『視界良好』というタイトルもなんとなくわかるなあ。「前途洋々」とまではいかないけれど、なんとなく未来を信じたくなる瞬間が確かにあって、それは進んでいる時とは限らず、立ち止まっている時であることもある。『視界良好』。いいタイトルだとしみじみ思います。
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N.E.O. / CHAI
CHAI『N.E.O.』Official Music Video
……このバンド、本当にすごいと思うんですよね。
CHAIは4人組女性ロックバンド。彼女たちのすごいところはそのポリシー。
「コンプレックスはアートなり。」
誰しも持っているコンプレックス、できれば隠したいと思ってしまいますが、そのコンプレックスこそ個性であり、尊重されるべきだと。コンプレックスがあるから人は皆違うんだと。
本当にその通りだと思いますし、頭ではきっと誰もが理解できます。でもそれを歌われたところで、だいたい歌手やアイドルなんて皆可愛くて、全然説得力ないな…と思ってしまうのも事実です。「誰もが認める可愛さ」に支配されていますよね、SNSの自撮りがどうこう、インスタが、加工写真が…といった話なんてまさにその風潮を表しています。
でも、それって、息苦しいのも事実で。そんな「可愛い」のあり方に一石を投じ、「NEOかわいい」を掲げるのがCHAIです。女子の味方じゃないですか??
この『N.E.O.』はそんなCHAIの1st.アルバム『PINK』に収録されています。まさに彼女たちのポリシーを宣言するような曲だと思います。「コンプレックスはアートなり。」若い女の子たちがこんな歌を作るなんて、その感性と勇気には励まされ、元気付けられるばかりです。
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ヒットチャートをねらえ / ONIGAWARA
ONIGAWARA「ヒットチャートをねらえ!」MUSIC VIDEO
ポップで楽しい曲です。聴いていて自然に体が揺れてしまいます。
ベースはハマ・オカモト。めちゃくちゃいいベースです。めちゃくちゃめちゃくちゃかっこいい。
こういう底抜けに明るくて楽しい曲は「今が一番楽しい」という歌詞とすごく相性が良いなと聴く度に思います。歌詞と曲がそれぞれ持つ空気感がぴったり重なっている感覚。
星野源の『Week End』が好きな人は多分好きだと思います。
聴く前は「ヒットチャート批判」的な曲なのかと思ってましたが、全然そういう曲ではありませんでした。でも「ヒットチャートを蹴飛ばして」って歌詞はどういう意味なんだろうなと思ってます。こういう曲、もっと聴かれて欲しいなと思います。ぜひヒットチャートに入って欲しいです。
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アンケートコーナー行きます!
①今年響いた曲やアルバム
②①のアーティスト名
③どんなところが響きましたか?好きなところ、良いところを教えてください。
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とてもとても素朴で素直な歌。刺さる歌詞。誰のどの曲に似ているとか、○○っぽいなぁ、とか全く感じなかったのに驚いた。
聴いてまず驚いたのは、歌詞の独特さ、というか言葉の選び方。凄まじく良い意味でぶっ飛んだ感性で、どうやったら「地球の骨の形」なんて表現が思い浮かぶんだと唖然としてしまいました。
たかはしほのかさん(Vo.&Gt.)が音楽雑誌各誌や様々なバンドマンから賞賛されているも納得しました…すごいわこの歌詞。
回答者の方の言う通りで、本当に素朴な曲。飾りなんてなくて、無垢だからこそこの歌詞が生かされているのかもしれないなと思いました。声も素朴なのに「おんがくも人をころす。」なんて歌う、そのギャップにより一層グサリとくる。
「おんがくよ、人を生かせ」「ニセモノのロックンロールさ。 ぼくだけのロックンロールさ。」最後の歌詞がすごく良くて、音楽の持つ希望を歌っている姿に意志の強さを感じます。「ぼくだけのロックンロールさ。」は「ロックの基準なんて様々だから、自分の信念に沿ったロックを奏でる」という意味なのかなあと邪推したり。私はそんな風に受け取りました。
私も「これ、〇〇に似てるな」と思わなかったです。そもそも曲の構成もそれほどはっきりしていないというか、テンポも変わるし、イントロの印象からだいぶずれた着地点に連れて行ってくれたような気がします。こういう曲、すごく面白いし、多分やろうと思ってできるものではないんじゃないかなと思います。若手バンドで、こんなに良いバンドがいるということが嬉しいですね!