きらきら武士に愛を叫ぶ 〜Live音源を今すぐ聴け〜

こんばんは!

Sounds Good!!管理人の真珠丸です!

 

在宅勤務で時間ができたため、ここぞとばかりにブログを更新しております。

 

在宅勤務でいいことって、好きな音楽をかけ放題だってことだと思うんですよ!

私はもう、ラジオやら音楽やら、好きなのを片っ端からかけております。天国です。

 

音楽を聴く時は、大抵Spotifyを使ってかけているのですが、最近サブスクが解禁された、大好きなアーティストがいるのです。

それが、レキシ

 

レキシについては過去の記事でも紹介しております。

soundsgood.hatenadiary.jp

 

 「レキシって何?」という方もいると思うので簡単に説明しておくと、SUPER BUTTER DOGというバンドのキーボーディストだった池田貴文氏(通称池ちゃん)によるソロプロジェクトです。

特徴としては、アーティスト名そのままの通り、「歴史」にまつわる曲を作成しています。あとは、いろんなアーティストとコラボし、コラボしたアーティストにはレキシネームをつけるというところですかね。かなり個性的なアーティストです!

ですが、コラボしているアーティストがかなり豪華でして・・・椎名林檎いとうせいこう秦基博キュウソネコカミ、Gotch、チャットモンチー、かつて同じバンドで活動していたハナレグミなどなど・・・すごくないですか??

これも池ちゃんの人柄なんだろうなあと思ってしまいます。かなり魅力的な方です。

 

そんなレキシの楽曲が、ついに!サブスク解禁ということで!

いろいろ漁ってみたところ、なんとすごいものを発見してしまいました。

 

『きらきら武士 〜Live ver.〜』

 

・・・こんなお宝を転がしておいていいんですか?!?!

(ちなみにシングル『KATOKU』に収録されています。)

 

サブスクやってる奴、今すぐ全員聴け!!!!

と思わずツイートしてしまいましたが、あながち間違いではありません。全員聴け。

 

きらきら武士のライブver.はすごい、っていうかレキシのライブがすごい

はい。私はずっと言っております。多分もう4年くらいは言ってますね。トータルすると3万回くらいになるかと思います。

「きらきら武士のライブver.はすごい」と。

 

前提としてレキシのライブはすごいんです。もはやライブとか音楽とかそういうのではなく、「レキシ」という確立した何かと言った方が適切か。そういう域に達しているのです。

好き放題やっている(ように見える)池ちゃんの、自由すぎるステージ。もはやお笑い、コントなのではとすら思える。なのに、音楽が立派すぎる。

始まってすぐ帰ろうとしたり、なんか謎の大きいセットが作られてたり、曲中だろうがなんだろうが演奏陣に無茶振りしたり。まあもうやりたい放題なんですよ。前行ったワンマンなんて、開演から終演までで3時間超えてたし。フェスで持ち時間超過したとかいう伝説もありますし。

 

そんなぶっ飛んだ最高のライブをやるレキシがよく最後に持ってくる、いわばキラーチューンがこの「きらきら武士」です。

 

アルバムの音源も勿論良いけど、ライブver.聴いたらもう戻れなくなる

 「レキツ」というアルバムに収録されている、ライブver.でない音源が存在しております。

こちらはなんと、椎名林檎様が参加しているというとても豪華な作品となっています。

これも本当に良い。林檎様の上品で高貴な雰囲気が物凄くマッチしているのです。これも絶対聴くべき。

 


レキシ / きらきら武士 feat. Deyonna

 

 

これを聴いた上でライブver.を聴いて欲しい。

先ほども書きましたが、アルバムの音源は「作品」なのです。作品としてはこの上なく素晴らしい。それで満足する人もいるだろう。完全性を求めるならば、計算し尽くされて作られたアルバム音源の方がいいに決まっている。

が、私は生きた音楽が欲しいのだ。完全なんかでなくて良い。生き生きとした音が欲しい。ライブが好きな人はそういう人が多いと思う。その場で直接鳴った音を浴びるのが最高に気持ちよく、幸せなのです。そこにはミスやアクシデントがあることもあるが、それですらその一瞬限定のものであり、特別なものとなるのだ。だからライブは最高なのです。

 

きらきら武士の話に戻そう。

音源とライブで異なる点はたくさんあるのです。ライブの場に林檎様は呼べないので当然です。そこだけ見ればマイナスでは?と思われそうですが、そんなことはない。断じて。

 

ライブver.がどんな感じなのかを簡単に書いておこう。

曲の始まりはかなりメロディックに、甘く、ゆったりと始まる。まずこの時点で収録音源とは違うでしょ?シンバルの音を聴けば、もう夜空にはきらきらの星、じゃなくて武士が光っている。とても美しい。とても情景的。

 

からの、「いくよーー」、そしてハイハットの4カウント。

ここからだ、本当の天国は。

踊り、駆け巡るような軽快なドラムがまず最高。そして、管楽器のツッコミが冴え渡る。惚れ惚れするほどかっこよく、楽しい。管楽器の聴きどころはサビとアウトロだと思っている。アウトロは収録音源ではシンセが担っているのだが、ライブだと管楽器がやることが多い。これがね、たまらないのですよ。ゾクゾクする。コールアンドレスポンスの裏で一緒にリズム合わせているのもとても良いです、一緒に楽しんでいるのが伝わってくる。後半アウトロ部分は池ちゃんもキーボードで参加するんですけど、それもそれでとても良いんですよ、あのふざけ倒しているような池ちゃんの、魂のこもったキーボードプレイ・・・ギャップが凄まじい。

もはや演奏陣から片時も耳を離せないのだが、主役もそれと同等、いやそれを上回る最高さなのである。もう耳が足りない状況に陥ると言っても過言ではない。

初めて観た、聴いた人でものれるように、池ちゃんがリードしてくれる。「手綱!」「兜!」とかね。「何のこと??」と思うかもしれないが、「手綱(兜)をギュッと」でギュッと引く仕草をするのがお決まりなのです。「いやそれが何なの?」と言われると・・・困るのですが。

そしてこれは毎度恒例とも言える「武士」連発。武士のコールアンドレスポンス。これも池ちゃんに全部委ねててOK!全然知らなくても、観たことなくても、誰でもできて楽しめる。これがレキシのすごいところなのです。

 

そして、これが何よりも重要なのですが、「楽しい」をこれでもかと凝縮したのがライブver.だと私は思っている。楽器がどうとか煽りがどうとか書いてきたが、要はこの一言に尽きるのだ。「楽しい」。それだけ。

 

 

どんなアーティストでも、ライブver.はとても良いと思う。これは演奏の上手い下手に限らず。

ライブver.の音源は生身のライブを新鮮な状態でパックして届けてくれるから、その瞬間の熱量やパフォーマンスやアーティストの肉声、観客のリアクションや歓声がそのまま録音されている。そのアーティストを映す鏡のようだと思う。聴いたら絶対に得られるものがある。それが「思ったより上手くないな」という感想になるかもしれないし、「次のライブに行ってみたいな」になるかもしれないが、いずれにせよ心を動かされるのは事実だ。

ライブ音源を聴いた時、私がよく感じるのは「すごい、音源と同じだ」、あるいは「すごい、音源より上手い」という類のものだ。または、自分が行ったライブであれば「あの時最高だったな、また行きたいな」とか。そういう感情。

ただ、この「きらきら武士」はちょっと違った。聴いてる途中で動かずにはいられなかった。おとなしく聴いてることなんてできない。手を振る。身体を揺らす。コールアンドレスポンスをする。無意識のうちに、音源に対して、そんな行動をとっていた。

ここはライブハウスでも広いフェス会場でもない。ただの音源が流れているだけだ。目の前にはレキシも演奏陣もいなくて、ただスピーカーが置かれているだけだ。それなのに、まるで一緒にライブを作っているかのような感覚になった。物凄い高揚感。何なんだこれは。

 

そもそものレキシのライブの半端ない熱量、演奏陣の卓越した演奏力、アドリブ力、さらにその時のライブの観客、アーティスト双方のMAXを超越したテンション・・・

そういうものが全部全部てんこ盛りになって、そのままの形で収録されたのが『きらきら武士 〜Live ver.〜』なのである。言ってしまえば、超高級かつ鮮度120%の贈り物。

どうです?聴いてみたくなりません?一緒に武士 in the skyしません??

 

存分に語りました!

『きらきら武士 〜Live ver.〜』

語りました!だいぶ語りました!

もうこの曲に関しては語りたいことが山ほどあったので、満足です!!

もし「聴いてみたいな」と思ってくださった方、サブスクにはあるようなので、ぜひ「きらきら武士」と検索していただければと思います。

そして、そこからさらに「生で実際に体感してみたい!」なんて思ってもらえたのなら、とても嬉しいです。ライブに行きましょう!

本当に本当に最高な楽曲なので、是非是非!一度でも!騙されたと思ってでも良いので!聴いてみてくださいませ!

そして、レキシに限らず、いろんなアーティストのライブ音源を聴いて、「ライブ行きたい」と思ってくださる方が1人でも多くいてくれると良いなと切に願っております。今エンタメ業界は大変な時期ですしね。

終息したら、皆で武士 in the skyしましょう!!

 

 

きらきら武士~Live ver.~

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きらきら武士 feat. Deyonná

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